特許
J-GLOBAL ID:200903051080606221

密閉型電池およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041592
公開番号(公開出願番号):特開平9-237620
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 密閉型電池の薄型化した安全弁装置であり、厚み的に薄い弁体でも弁作動圧力を長期間にわたって安定に維持し、また電池の急激な温度上昇に伴う内圧の変化にも追従でき、電池の内圧上昇による破裂等の危険を解消する。【解決手段】 安全弁装置の弾性弁体7として、オレフィン系樹脂などとエチレンプロピレンゴム原料(EPDM)とを混合後、所定形状に成型するのと同時にEPDMを架橋したものを用い、その厚みは1.0mm以上で厚み方向に10〜50%圧縮して弁室6内に配置することで安全弁装置の薄型化を可能にした。また電池の急激な温度上昇を伴う内圧上昇に対して弁作動圧力を低下させることで排気能力を追従させ、電池として高い安全性、信頼性が得られる。
請求項(抜粋):
発電要素を収納した電池容器と、この電池容器の開口部を密閉する安全弁装置とを備え、前記安全弁装置は中央部にガス通気孔を有する皿状封口板と、この封口板上に配置され前記ガス通気孔を閉塞する弾性弁体と、この弁体を弁室をなす空間内に位置させたキャップ状端子とにより構成されており、前記弾性弁体は、オレフィン系樹脂,スチレン系樹脂,アミド系樹脂およびフッ素系樹脂のうちから選ばれた少なくとも1種類の樹脂とエチレンプロピレンゴム原料を混合後、所定形状に成型するのと同時に架橋したものであることを特徴とする密閉型電池。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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