特許
J-GLOBAL ID:200903051080868676
凝集濾過装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-337753
公開番号(公開出願番号):特開2007-117978
出願日: 2005年10月24日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】膜分離装置あるいは凝集剤を使用せずに、各種廃液中の微粒子および高濃度の重金属イオンを除去する装置を提供する。【解決手段】被浄化液体7が電荷0ポイントより低いpH領域の場合、カルシウム、マグネシウム、または、アルミニウムの水酸化物からなる吸着剤2の表面が正に帯電し、負に帯電する水酸基を被浄化液体7中に溶出する性状を利用して、被浄化液体7を吸着剤2の相互間隙中を、上方から下方に、もしくは下方から上方に流すことにより、被浄化液体7中の負に帯電している微粒子またはバクテリアもしくは微細油を、正に帯電している吸着剤2の表面に吸引して微粒子相互またはバクテリア相互もしくは微細油相互を凝集させ、さらに被浄化液体7中の正に帯電している金属イオンを、被浄化液体7中に溶出した負に帯電している水酸基と結合させてフロック化させ、凝集剤を用いることなく簡単な構造の濾過装置で除去する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
上部もしくは下部に被浄化液体の流入部を、下部もしくは上部に被浄化液体の流出部を有する容器内に積層して設置され、カルシュウム、マグネシュウム、または、アルミニュウムの水酸化物の、少なくとも何れか一からなる粉末状体もしくは顆粒状体あるいはペレット状体の吸着剤を備え、被浄化液体を前記吸着剤の相互間隙を、上方から下方にもしくは下方から上方に通過させる液体浄化装置において、
前記吸着剤の電荷0ポイントより低いpH領域の、被浄化液体中の負に帯電している微粒子もしくはバクテリアあるいは微細油を、前記吸着剤の正に帯電している表面に吸引して、互いに引力が働く距離まで近づけ、微粒子相互もしくはバクテリア相互あるいは微細油相互を凝集させ、前記吸着剤から被浄化液体中に溶出した負に帯電している水酸基と、被浄化液体中の正に帯電している重金属イオンとを結合させてフロック化させ、被浄化液体中の微粒子もしくはバクテリアあるいは微細油さらには重金属イオンを凝集させ、除去するようにしたことを特徴とする凝集濾過装置。
IPC (4件):
C02F 1/60
, C02F 1/58
, C02F 1/62
, C02F 1/52
FI (4件):
C02F1/60
, C02F1/58 B
, C02F1/62 Z
, C02F1/52 Z
Fターム (27件):
4D015BA21
, 4D015BA28
, 4D015BB02
, 4D015CA06
, 4D015CA17
, 4D015DA09
, 4D015DA19
, 4D015DA24
, 4D015DA39
, 4D015EA04
, 4D015EA15
, 4D015EA32
, 4D015FA02
, 4D015FA03
, 4D015FA17
, 4D015FA22
, 4D038AA08
, 4D038AB01
, 4D038AB57
, 4D038AB63
, 4D038AB79
, 4D038BA02
, 4D038BA04
, 4D038BB08
, 4D038BB09
, 4D038BB13
, 4D038BB14
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
砂濾過式凝集型液体浄化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-035876
出願人:岡上公彦
-
液体浄化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-038979
出願人:ロデール・ニッタ株式会社
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