特許
J-GLOBAL ID:200903051082782442

適応型雑音低減システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082667
公開番号(公開出願番号):特開平6-276595
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 入力される雑音の全てに対して適切なキャンセル動作を行えるようにする。【構成】 主要入力信号中の雑音信号と相関のある雑音信号が参照入力信号として適応フィルタ手段24に供給され、適応フィルタ手段24の出力信号を主要入力音声信号から減算して雑音をキャンセルする。適応フィルタ手段24は、減算手段14の出力パワーを最小化するように、フィルタの各段の加重係数を適応的に更新する。予め、個々の雑音信号について単独で適応動作を行う際に適切な利得因子の値を求めておく。そして、当該個々の雑音信号に関して、フィルタ内において係数絶対値が大きい段(タップ)の利得因子として、それぞれ前記の求めた値を設定する。
請求項(抜粋):
希望音声と雑音信号とを含む主要入力信号が合成手段に供給され、前記主要入力信号中の雑音信号と相関のある雑音信号が参照入力信号として適応フィルタ手段に供給され、前記合成手段において、前記適応フィルタ手段の出力信号が前記主要入力信号から減算処理されて、前記主要入力信号中の雑音信号が低減除去されるシステムにおいて、前記適応フィルタ手段は、前記主要入力中の雑音信号と、前記参照入力の雑音信号との間の最大遅延時間に相当する次数のフィルタを有し、前記合成手段の出力パワーを最小化するように、前記フィルタの各段の加重係数を適応的に更新して、前記参照入力信号から前記主要入力信号中の雑音信号に近似する前記出力信号を形成するようにするものであり、前記適応フィルタ手段のフィルタの各段の加重係数を更新するための各段毎の利得因子が、低減対象雑音信号として、前記主要入力端子に入力される雑音信号と前記参照入力端子に入力される雑音信号との間の遅延時間が、前記フィルタの各段までの遅延時間に等しいものとされるようなものを、各々入力したときに最適な適応処理動作を行う値に、それぞれ設定されたことを特徴とする適応型雑音低減システム。
IPC (6件):
H04R 3/00 320 ,  G11B 20/02 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00 ,  H04R 1/40 320

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