特許
J-GLOBAL ID:200903051083205503
ピンホール付き弾性膜を備える流れ制御素子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内原 晋
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-502983
公開番号(公開出願番号):特表2006-516450
出願日: 2004年01月22日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 成長途上にある乳幼児の所要摂取量に牛乳等の流量を自動的に適合させる哺乳瓶等のための「無滴下」流量制御素子を提供する。【解決手段】 液体流路(56)を画定する管状壁部と、その壁部で保持したほぼ平板状の膜(55)とを含み、前記膜による外部領域への液体流路経由の液体の流れを妨げるように構成した流れ制御素子(例えば、哺乳瓶用乳首または吸飲みコップ用流れ制御弁)を提供する。その膜には、二次元パターン状に配列した複数のほぼ円形のピンホール(58,59)、すなわち通常の大気圧条件の下では液体の流れを防ぐように閉じ状態に留まり、圧力差のかかった状態(例えば乳幼児による吸込み時)では上記膜を通じた液体の流れができるように開く複数のピンホール(58,59)を形成する。上記壁部の剛性は上記膜(相対的に弾性の大きい材料で形成)のそれよりも大きい。互いに異なる大きさのピンを用いて互いに異なる大きさのピンホールを形成し、互いに異なる圧力差に応答して互いに異なる流量が流れられるようにする。上記ピンホールの形成は上記膜を半径方向に張った状態で行う。
請求項(抜粋):
流れ制御素子であって、
第1の端と第2の端とを有する管状の壁部であって、前記第1の端から前記第2の端に延びる液体流路を区画する管状の壁部と、
前記液体流路と前記流れ制御素子の外に位置する外部領域との間に配置されるように前記壁部と結合した膜と
を含み、
前記膜が複数のピンホール、すなわち前記膜が通常の大気圧状態のもとにあって変形していないときは閉じた状態に留まって前記液体流路と前記外部領域との間の前記膜経由の液体の流れを防ぎ、前記液体流路と前記外部領域との間にかけられた圧力差に応答して前記膜が変形したときは前記膜経由の液体の流れを容易にするように形成した複数のピンホールを区画する
流れ制御素子。
IPC (2件):
FI (3件):
A61J9/04 A
, A61J11/00 D
, A61J11/00 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
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電気掃除機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-209332
出願人:松下電器産業株式会社
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