特許

J-GLOBAL ID：200903051083739567

コンロッド小端部用ブッシュおよびそれの製造方法

発明者： ▲高▼橋 一郎 ,  坂本 純孝 ,  近藤 俊夫 ,  岡田 隆行
出願人/特許権者： ダイハツ工業株式会社
代理人 (1件)： 吉田 稔 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-016439
公開番号（公開出願番号）：特開2001-208039
出願日： 2000年01月26日
公開日（公表日）： 2001年08月03日
要約：

【要約】【課題】 コンロッド小端部側に設けられるブッシュが、軽油やエンジンオイルなどに含まれる硫黄分に起因した腐食・摩耗してしまうことを回避するとともに、長期にわたってブッシュ本来の目的を発揮できるようにする。【解決手段】 ピストンピン20が挿通されるコンロッド小端部10の貫通孔11の内周面に密着して設けられ、ピストンピン20を外套するブッシュ3において、ブッシュ3を、貫通孔11の内周面に対応した円筒状に形成された裏金材30の内表面にライニング部31が密着形成された形態とし、ライニング部31を、鉄系合金の粉末の焼結体により構成した。好ましくは、鉄系合金に、15.0〜25.0重量%のモリブデンを含有させる。また、鉄系合金に、1.0〜5.0重量%の硫黄をさらに含有させる。また、このようなブッシュ3を製造方法を同時に提供する。

請求項（抜粋）：

ピストンピンが挿通されるコンロッド小端部の貫通孔の内周面に密着して設けられ、上記ピストンピンを外套するブッシュであって、上記ブッシュは、上記貫通孔の内周面に対応した円筒状に形成された裏金材の内表面にライニング部が密着形成された形態とされ、かつ、上記ライニング部は、鉄系合金の粉末の焼結体により構成されていることを特徴とする、コンロッド小端部用ブッシュ。

Fターム (5件)：

3J033AA04 ,  3J033AB03 ,  3J033AC01 ,  3J033EB10 ,  3J033GA01