特許
J-GLOBAL ID:200903051083815336

熱接着性網状構造体及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337977
公開番号(公開出願番号):特開平7-197365
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 耐久性、クッション性の優れたクッション材に適した、かつ、良好な自己熱接着性と接着耐久性のよい成形品を提供できる熱接着性網状構造体及び製法を提供することを目的とする。【構成】 熱可塑性樹脂からなる線条を曲がりくねらせ互いに接触せしめて、該接触部の大部分を融着せしめ3次元構造を形成し、実質的に面がフラット化された網状構造体の片面または両面を構成する線条の融点がその面と接する高融点樹脂の線条の融点より10°C以上低い低融点弾性樹脂からなる厚み20mm以下の熱接着層であり、高融点樹脂が非弾性熱可塑性樹脂からなる熱接着性網状構造体。及び、網状構造体の片面または両面に低融点熱可塑性弾性樹脂の層が形成されるように、他の部分に高融点非弾性樹脂の層が形成されるように分配したノズルより、各樹脂を融点より10°C以上、120°C以下の溶融温度でノズルより吐出させた線条を曲がりくねらせ溶融状態で融着させ3次元構造を形成しつつ、引取り装置で挟み込み実質的に面をフラット化させ冷却槽で冷却せしめて網状構造体を形成する熱接着性網状構造体の製法である。
請求項(抜粋):
非弾性熱可塑性樹脂の融点より10°C以上融点が低い熱可塑性弾性樹脂からなる網状構造体が熱接着層を形成し、非弾性熱可塑性樹脂からなる網状構造地が基本層を形成し、両層が一体化されてなる熱接着性網状構造体であり、上記網状構造体は、連続線条体を曲がりくねらせ多数のループを形成し、夫々のループを互いに溶融状態で接触せしめて、接触部の大部分が融着され、一定の幅と厚みを保形した三次元ランダムループ構造であり、該熱接着性網状構造の片面又は両面は実質的にフラット化された熱接着層で形成され、該熱接着層の厚みが20mm以下であることを特徴とする熱接着性網状構造体。
IPC (5件):
D04H 3/16 ,  B68G 5/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/54 ,  D04H 3/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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