特許
J-GLOBAL ID:200903051089311437

操作電源スイッチをもたない溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-098000
公開番号(公開出願番号):特開平7-275288
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 フォトダイオードを光センサとして用い、低周波除去のフィルタ回路を用いることで、操作電源スイッチなしで液晶フィルタの暗転遮光を可能となし、溶接作業者の作業性を向上し、かつ太陽光による誤った暗転の発生を阻止する。【構成】 太陽光とパルス入射光によるフォトダイオードPDの光電流を増幅器2aで電圧増幅した後、フィルタ回路3で低周波である太陽光を除去し、これを交流増幅部4と加算増幅部6とで増幅する。これで出力端T1 からの第1トリガパルスを第1単安定マルチバイブレータ7に入力し、これをON状態として第1反転出力Q2 から第2トリガパルスを、第2単安定マルチバイブレータ8の第2入力トリガ端子Bに入力する。これによる第2出力Q3 の出力によりON状態となった電源回路部9は、その出力によって、液晶フィルタSを暗転遮光状態とする。
請求項(抜粋):
直流電源回路から、夫々加算増幅部と第1単安定マルチバイブレータと、第2単安定マルチバイブレータとに、直流電圧を印加しておくと共に、外乱光を含むパルス入射光により光電流を発生するフォトダイオードと、当該光電流を電圧増幅する増幅器とを有する検知増幅部と、当該検知増幅部の出力中から、低周波分を除去するフィルタ回路と、このフィルタ回路からの交流出力を増幅する交流増幅部と、当該増幅交流出力に、所定の電圧を加算して増幅する加算増幅部とを具備し、前記第1単安定マルチバイブレータの第1トリガ入力端子に、上記加算増幅部からの第1トリガパルスが入力されてON状態となることにより、当該第1単安定マルチバイブレータの第1反転出力から第2トリガパルスが、前記第2単安定マルチバイブレータの第2トリガ入力端子に印加され、これにより、当該第2単安定マルチバイブレータの第2出力から、電源用出力が液晶フィルタに接続の電源回路部に印加されて、当該電源回路部からの出力が、上記液晶フィルタに印加されることにより、第2単安定マルチバイブレータの外付けとしたタイマー用のコンデンサと抵抗により定まる所定経時だけ、当該液晶フィルタの暗転状態が持続されると共に、前記の加算増幅部への加算電圧を、第2単安定マルチバイブレータの第2反転出力から導入するようにしたことを特徴とする操作電源スイッチをもたない溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置。
IPC (3件):
A61F 9/06 320 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/133 505

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