特許
J-GLOBAL ID:200903051090510460

送信アンテナダイバーシティ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-546467
公開番号(公開出願番号):特表2002-513238
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】移動通信システムにおいて、例えば、無線経路上の信号に対して生じるフェージングを補償するために、送信アンテナダイバーシティが使用される。全ての加入者接続に対して一緒に送信アンテナの選択を行うことが知られているが、同時接続に対して最適な送信アンテナを与えることができない。本発明は、多数の送信アンテナルート(ANT1,ANT2,ANT3)がある送信ユニット(BS)と、受信ユニット(MS1,MS2)との間に設定されるデータ送信接続において送信アンテナダイバーシティを実行する方法に向けられる。この方法において、送信ユニットの全ての送信アンテナルート(ANT1,ANT2,ANT3)を経てブロードキャスト信号が送信され、これら信号の助けで、受信ユニット(MS1,MS2)において最適な送信アンテナルートの選択がなされ、その選択のメッセージが送信ユニット(BS)へ送信され、該送信ユニットは、使用のために接続された送信アンテナルートを経てユーザデータを送信する。本発明の方法は、互いに異なる個々の信号整形方法によって各送信アンテナルートのブロードキャスト信号が整形され、そして受信したアンテナ選択メッセージに基づき、各受信ユニットごとに個々に、送信アンテナルートが使用のために接続されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの受信ユニット(MS,701)と、少なくとも1つの送信ユニット(BS,700)とを備え、少なくとも2つの送信アンテナルート(44,45,46;B1,B2,B3,B4)があり、そして受信ユニット(MS,701)及び送信ユニット(BS,700)が無線経路を経て互いにデータ送信接続されている移動通信システムにおいて送信アンテナダイバーシティを実行する方法であって、上記送信ユニット(BS,700)の各送信アンテナルート(44,45,46;B1,B2,B3,B4)を経てブロードキャスト信号を送信し、受信ユニット(MS,701)においてブロードキャスト信号の助けで最適な送信アンテナルートを選択し、その選択された送信アンテナルートが送信ユニット(BS,700)に分かるようにし、そして送信ユニット(BS,700)から、使用のために接続された送信アンテナルートを経てユーザデータを送信する段階を含む方法において、 送信ユニット(BS,700)において、送信アンテナルート(44,45,46;B1,B2,B3,B4)を個別化するデータを各送信アンテナルートのブロードキャスト信号に発生し、 受信ユニットにおいて、ブロードキャスト信号に含まれたデータに基づき、どの送信アンテナルートから各ブロードキャスト信号が送信されたか見出すように識別を行い、そして 受信したアンテナルート選択メッセージに基づいて、送信アンテナルートを各受信ユニットに個々に接続する、という段階を含むことを特徴とする方法。
Fターム (3件):
5K059CC02 ,  5K059DD10 ,  5K059EE02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • FDD/CDMA送受信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-178998   出願人:日本電気株式会社
  • 特許第2751869号

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