特許
J-GLOBAL ID:200903051092789275

部分めっき用レジスト塗料及び部分めっきの施された樹脂製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-182656
公開番号(公開出願番号):特開平8-048933
出願日: 1994年08月03日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】めっきを必要とする部分にのみめっき層が形成されてなる樹脂製品を得るに際し、レジスト塗料が酸性溶液中に溶解するのを防止し、塗装性及び耐水性の向上を図る。【構成】溝5を有するマークプレート本体3を成形し、溝5の内周側に沿ってレジスト塗料を環状に塗布し、レジスト層8を形成する。このレジスト塗料は、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体と、アクリル-スチレン共重合体との50〜95重量%:50〜5重量%混合物を主成分としている。このマークプレート本体3を無電解めっき溶液中に浸漬し、無電解めっき層6を形成する。レジスト層8は酸性のめっき溶液中に溶け出すことはない。そのマークプレート本体3を電気めっきに供する。めっきを必要としない部分の無電解めっき層6は電気的に導通されず、酸性の電気めっき液によって溶解され、めっきを必要とする部分には、無電解めっき層6の表面に電気めっき層7が形成される。
請求項(抜粋):
樹脂製の基材(3)表面のうち、めっきを必要としない部分全面に又はめっきを必要としない部分を囲むようにして環状若しくは環状の一部をなすように塗布される部分めっき用レジスト塗料であって、当該レジスト塗料は、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体と、アクリル-スチレン共重合体との50〜95重量%:50〜5重量%混合物を主成分としていることを特徴とする部分めっき用レジスト塗料。
IPC (4件):
C09D127/06 PFF ,  B05D 3/10 ,  C09D125/00 PFB ,  C25D 5/02

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