特許
J-GLOBAL ID:200903051094461188

乾式トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-170959
公開番号(公開出願番号):特開2005-010208
出願日: 2003年06月16日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】高画質化のための小粒径・球状トナーの耐熱保存性と粉体流動性と離型性と低温定着性とを同時に満足させる乾式トナーを提供する。【解決手段】有機溶媒中に、活性水素基を有する化合物と反応可能な変性ポリエステル系樹脂からなるトナーバインダー前駆体、着色剤、ワックスを含むトナー組成分を溶解又は分散させ、該溶解又は分散物を、DSC測定によるガラス転移点(Tg)が40〜100°Cであり、重量平均分子量が9千〜20万である樹脂微粒子を含む水系媒体中で分散させ、該変性ポリエステル系樹脂を反応させた後、もしくは反応させながら、該有機溶媒を除去し、洗浄、乾燥して得られた乾式トナーにおいて、赤外吸収スペクトルを測定し、得られたスペクトルの、該ワックスのCH伸縮振動に起因する吸収バンドに対する該樹脂微粒子のCH伸縮振動に起因する吸収バンドの吸光度での強度比が、0.1〜2.0であることを特徴とする乾式トナー。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも有機溶媒中に、活性水素基を有する化合物と反応可能な変性ポリエステル系樹脂からなるトナーバインダー前駆体、着色剤、ワックスを含むトナー組成分を溶解又は分散させ、該溶解又は分散物を、DSC測定によるガラス転移点(Tg)が40〜100°Cであり、重量平均分子量が9千〜20万である樹脂微粒子を含む水系媒体中で分散させ、該変性ポリエステル系樹脂を反応させた後、もしくは反応させながら、該有機溶媒を除去し、洗浄、乾燥して得られた乾式トナーにおいて、該トナーを全反射測定法で屈折率が4.0のATR結晶を用いて赤外光の入射角が45度の条件で赤外吸収スペクトルを測定し、得られた赤外吸収スペクトルの、該ワックスのCH伸縮振動に起因する吸収バンドに対する該樹脂微粒子のCH伸縮振動に起因する吸収バンドの吸光度での強度比が、0.1〜2.0であることを特徴とする乾式トナー。
IPC (2件):
G03G9/087 ,  G03G9/08
FI (5件):
G03G9/08 331 ,  G03G9/08 365 ,  G03G9/08 384 ,  G03G9/08 325 ,  G03G9/08 321
Fターム (12件):
2H005AA01 ,  2H005AA06 ,  2H005AB03 ,  2H005AB06 ,  2H005CA04 ,  2H005CA07 ,  2H005CA08 ,  2H005CA14 ,  2H005CA15 ,  2H005EA03 ,  2H005EA06 ,  2H005EA10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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