特許
J-GLOBAL ID:200903051096355210

筒形リチウム電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-019833
公開番号(公開出願番号):特開平9-213289
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 電解液を注液したときに筒形リチウム負極の浮き上がりを防止する。【解決手段】 筒形リチウム電池は、有底筒状の正極缶2の内部に筒状正極4が装填され、さらに筒状正極4の内側にはセパレータ6を介して筒形リチウム負極8が挿入されている。また、正極缶2の内部には電解液10が注入されている。正極缶2の開口端部2aにはガスケット22を介して封口板16及び皿状の負極端子18が封止されている。ガスケット22は、正極缶2の開口端部2aと封口板16の周縁部との間に挟まれた環状の周壁部24と、周壁部24から径方向中央に向けて延出する円環部26と、円環部26の内周縁部下端に一体的に設けられた筒部28とからなる。筒部28の外径はセパレータ6の内径よりも小さく、またその内径は筒形リチウム負極8の内径よりも大きくなっていて、筒部28の下端面全体が筒形リチウム負極8の上端面に当接し、電解液10の注液後、筒形リチウム負極8の浮き上がりを阻止するようになっている。
請求項(抜粋):
有底筒状の正極缶(2)の内部に筒状正極(4)を装填し、さらに該筒状正極(4)の内側にセパレータ(6)を介して筒形リチウム負極(8)を挿入し、該正極缶(2)の内部に電解液(10)を注入し、該正極缶(2)の開口端部(2a)にガスケット(22)を介して封口板(16)を封止してなる筒形リチウム電池において、該ガスケット(22)には、該筒形リチウム負極(8)の上端面に当接して該筒形リチウム負極(8)を所定位置に位置決めし得る係止部を一体的に設けてなることを特徴とする筒形リチウム電池。

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