特許
J-GLOBAL ID:200903051097997690

コルゲート管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 忠昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226668
公開番号(公開出願番号):特開2000-055260
出願日: 1998年08月11日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でもってコルゲート管を所要の通りに接続することができるコルゲート管用継手を提供すること。【解決手段】 通孔8及び雌ねじ部26を有する継手本体2と、継手本体2の雌ねじ部26に螺合する雄ねじ部38を有するナット4と、継手本体2及びナット4を所定の位置関係に保持するためのスペーサ6とを具備するコルゲート管用継手。ナット4は、雄ねじ部38が設けられたナット本体部30と、ナット本体部30に一体的に設けられたリテーナ部32とを備え、リテーナ部32は、コルゲート管18の谷部18bに係合する係合爪部46を有する。ナット4を締付けてナット本体部30とリテーナ部32との間に大きなねじり力が作用すると、ナット本体部30とリテーナ部32とが分離し、両者の相対回転が許容される。
請求項(抜粋):
軸線方向に延びる通孔及びねじ部を有する継手本体と、軸線方向に延びる貫通孔及び前記継手本体の前記ねじ部に螺合するねじ部を有するナットと、前記継手本体及び前記ナットを所定の位置関係に保持するためのスペーサとを具備するコルゲート管用継手であって、前記ナットは、前記ねじ部が設けられたナット本体部と、前記ナット本体部に一体的に設けられたリテーナ部とを備え、前記リテーナ部は、周方向に間隔を置いて配設された複数個の係合爪部を有し、前記複数個の係合爪部は拡開、縮小自在に設けられ、前記ナット本体部及び前記リテーナ部は、両者間に大きなねじり力が作用すると分離するように構成されており、前記継手本体は、前記ナット側に向いた肩部と、前記肩部に隣接して設けられ、前記リテーナ部の前記複数個の係合爪部が嵌まり込む嵌合内面とを有しており、前記コルゲート管を前記ナットの前記貫通孔を通して挿入すると、前記リテーナ部の前記複数個の係合爪部は、拡開して前記コルゲート管の山部を乗越え、縮小して前記コルゲート管の谷部に係合し、前記ナットを締付けて前記ナット本体部と前記リテーナ部との間に大きなねじり力が作用すると、このねじり力によって前記ナット本体部と前記リテーナ部とが分離し、これによって前記ナット本体部と前記リテーナ部との相対回転が許容されることを特徴とするコルゲート管用継手。
IPC (2件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28
Fターム (1件):
3H017CA05

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