特許
J-GLOBAL ID:200903051100629754

複機能型給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126367
公開番号(公開出願番号):特開平10-300225
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 給湯初期に出湯温度がオーバーシュートしたりアンダーシュートするのを防止できる複機能型給湯装置を提供する。【解決手段】 追焚機能付きの1缶2水路型の給湯装置において、追焚単独燃焼要求があった時には、燃焼停止状態で給湯配管系のバイパス管およびこのバイパス管より熱交換部側の給湯配管系に設けられたギアモータ駆動式の流量制御弁の待機動作を行う(ステップ102)。すなわち、一旦全開位置にし、位置センサで全開位置を検出した時に、閉じ動作して所定開度位置(半開位置)にして待機させる。ただし、待機フラグがセットされている状況、すなわち流量制御弁がすでに上記所定開度の待機位置にある状態で、給湯配管系の熱交換部での滞留水温度が高い状況では、待機動作を実行せずに、追焚単独燃焼を実行する(ステップ101)。
請求項(抜粋):
共通の燃焼部と、この燃焼部からの熱を受ける共通の熱交換部と、この熱交換部を通る給湯配管系および他の配管系とを備えた給湯装置において、上記給湯配管系に上記熱交換部と並列をなすバイパス管が接続され、このバイパス管と、このバイパス管より熱交換部側の給湯配管系の少なくとも一方に、開度調節可能な流量制御弁が設けられ、この流量制御弁には、その全開位置,全閉位置の少なくとも一方を検出する位置センサが設けられており、上記流量制御弁と上記燃焼部は、制御手段により制御され、この制御手段は、上記給湯配管系を水が流れていない状態で、上記燃焼部で燃焼を実行する他用途単独燃焼の要求があった時には、上記流量制御弁を位置センサで検出可能な全開位置または全閉位置にしてから、その中間の所定開度位置にして待機させ、この待機動作と平行してまたは待機動作が終了した後に、上記他用途単独燃焼を実行し、ただし、上記制御手段は、上記流量制御弁が既に上記所定開度の待機位置にある状態で、再び他用途単独燃焼要求があった時には、少なくとも給湯配管系の熱交換部での滞留水の温度が高い状況下では、上記流量制御弁の待機動作を禁じることを特徴とする複機能型給湯装置。
IPC (3件):
F24H 1/10 303 ,  F24H 1/10 302 ,  F24H 1/00 304
FI (3件):
F24H 1/10 303 Z ,  F24H 1/10 302 G ,  F24H 1/00 604 G

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