特許
J-GLOBAL ID:200903051104806502

切粉分断性,切削仕上げ性,耐食性,押出性に優れたアルミニウム合金押出材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313316
公開番号(公開出願番号):特開2001-131720
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【目的】 切粉分断性,切削仕上げ性,耐食性,押出性に優れたアルミニウム合金押出し材を得る。【構成】 このアルミニウム合金押出材は、Si:2.5〜4.0%,Mg:0.8〜1.2%,Fe:0.10〜0.3%,Cu:0.2〜0.3%,Cr:0.10〜0.25%,Mn:0.02〜0.10%,Ti:0.01〜0.2%,B:0.003〜0.03%を含み、残部が実質的にAlの組成をもつビレットを530〜570°C×1〜6時間の保持で均質化処理し、冷却後に再度300〜450°Cに加熱した後、押出加工し、530〜570°C×1〜3時間の溶体化処理後に水焼入れし、次いで170〜200°C×6〜12時間の人工時効処理を施すことにより製造される。この処理により、平均結晶粒径が均一微細な再結晶組織のマトリックスが形成され、Si系晶出物の面積率が3〜8%であり、Si系晶出物に対するSi単体晶出物の割合が60%以下に抑制される。T6処理に替え、ダイス端焼入れすることもできる。
請求項(抜粋):
Si:2.5〜4.0重量%,Mg:0.8〜1.2重量%,Fe:0.10〜0.3重量%,Cu:0.2〜0.3重量%,Cr:0.10〜0.25重量%,Mn:0.02〜0.10重量%,Ti:0.01〜0.2重量%,B:0.003〜0.03重量%を含み、残部が実質的にAlの組成をもつビレットを530〜570°C×1〜6時間の保持で均質化処理し、冷却後に再度300〜450°Cに加熱した後、押出加工し、530〜570°C×1〜3時間の溶体化処理後に水焼入れし、次いで170〜200°C×6〜12時間の人工時効処理を施すことにより製造され、平均結晶粒径が均一微細な再結晶組織のマトリックスをもち、Si系晶出物の面積率が3〜8%の範囲にあり、Si系晶出物に対するSi単体晶出物の割合が60%以下に抑制されていることを特徴とする切粉分断性,切削仕上げ性,耐食性,押出性に優れたアルミニウム合金押出材。
IPC (14件):
C22F 1/043 ,  B21C 23/00 ,  B21C 29/00 ,  C22C 21/00 ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694
FI (16件):
C22F 1/043 ,  B21C 23/00 A ,  B21C 29/00 ,  C22C 21/00 N ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 630 J ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 630 Z ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 Z
Fターム (3件):
4E029AA06 ,  4E029SA01 ,  4E029SA02

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