特許
J-GLOBAL ID:200903051105237560

ディジタル情報通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-275386
公開番号(公開出願番号):特開平7-131449
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 データの不正コピー、改ざん等の不正行為に対して情報を保護するディジタル情報通信システムを提供すること。【構成】 情報センタ2から情報処理装置1aに情報を受信して使用する際に、改ざん防止用認証子Naを付与したディジタル情報を共通鍵Kaを用いた暗号方式の通信により受信し、利用時に認証子Naにより改ざん検証して適合した場合のみ受信したディジタル情報を復号及び変換して出力する。【効果】 受信したディジタル情報をそのままコピーして他の装置などで復号、変換出力しても、本来の意図する情報は復元されず、不正コピーを防止できる。これにより著作者並びに情報提供業者の権利及び利益を保護することができる。
請求項(抜粋):
装置番号及びパスワード並びに共通鍵を蓄積する共通鍵蓄積部と、ディジタル情報を受信制御する通信制御部と、通信開始時に装置の認証のための認証情報を作成する認証データ作成部と、受信したディジタル情報を蓄積する情報蓄積部と、ディジタル情報を復号する復号部と、該復号されたディジタル情報を所定の形態に変換して外部に出力する変換出力部とからなる情報処理装置と、複数の情報処理装置に対応する装置番号及びパスワード並びに共通鍵群を蓄積する共通鍵群管理部と、前記情報処理装置にディジタル情報を送信制御する通信制御部と、各情報処理装置から認証情報を受信して接続可否を判定する認証部と、検索用ディジタル情報を格納するデータベース部と、該データベース部内のディジタル情報を検索する検索部と、ディジタル情報を暗号化する暗号管理部とからなる情報センタとを備え、前記情報処理装置と前記情報センタとの間でディジタル情報通信を行うディジタル情報通信システムであって、前記情報センタに格納されているディジタル情報を前記情報処理装置に取り込むときは、前記情報処理装置から前記情報センタに装置番号及びパスワードを送信し、該装置番号及びパスワードを受信した情報センタは、乱数を生成し、該乱数を前記情報処理装置に送信し、該乱数を受信した情報処理装置は、該乱数を前記共通鍵蓄積部より抽出した共通鍵により暗号化した値を再び前記情報センタに送信し、該暗号化した乱数を受信した情報センタは、前記情報処理装置に対応した共通鍵を前記共通鍵群管理部から抽出すると共に、該共通鍵により前記送信時の乱数を暗号化し、該暗号化した乱数と前記情報処理装置から受信した暗号化された乱数とを比較し、これらの値が一致したときに、通信用暗号鍵を作成すると共に該通信用暗号鍵を前記共通鍵で暗号化して前記情報処理装置に送信し、暗号化された通信用暗号鍵を受信した情報処理装置は、該通信用暗号鍵で暗号化した検索キーワードを前記情報センタに送信し、該検索キーワードを受信した情報センタは、該検索キーワードに基づいて前記データベース部内のディジタル情報を検索し、検索結果のディジタル情報を前記通信用暗号鍵で暗号化すると共に前記情報処理装置に対応した認証子を作成して、これらを前記情報処理装置に返送し、前記ディジタル情報及び認証子を受信した情報処理装置は、これらを前記情報蓄積部に蓄積した後、認証子の検証及びディジタル情報の復号を行った後、情報内容に応じた利用形態に変換して出力することを特徴とするディジタル情報通信システム。
IPC (5件):
H04L 9/00 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/12 ,  G06F 13/00 351 ,  G09C 1/00

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