特許
J-GLOBAL ID:200903051120600159

集合住宅用インターホンシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-231357
公開番号(公開出願番号):特開2008-054251
出願日: 2006年08月28日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】複数の住戸機間における一斉放送の音量のばらつきを抑えるとともに制御信号によるクロストークノイズがスピーカから出力されるのを防ぐ。【解決手段】一斉放送の音量が所定範囲の値となるように補正する音量補正部30を各住戸機2が備えているため、複数の住戸機2間における一斉放送の音量のばらつきを抑えることができる。しかも、一斉放送開始コマンドを受け取ってから一斉放送終了コマンドを受け取るまでの間は住戸機2の主制御部10が制御信号送受信部11による制御信号の伝送を禁止しているので、制御信号によるクロストークノイズが通話線Laに混入することがなく、住戸機2のスピーカ22からクロストークノイズの雑音が出力されるのを防ぐことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
集合住宅の共用玄関に設置され音声の入出力が可能な共用部装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され共用部装置とは伝送線路を介して接続されるとともに共用部装置が有する選択手段を来訪者が操作することにより選択されると共用部装置との間で通信路を確立する複数台の住戸機と、集合住宅の共用部若しくは管理人室に設置され各住戸機とは伝送線路を介して接続されるとともに一部又は全部の住戸機に対して一斉に音声を放送する一斉放送装置とを備え、 伝送線路は、少なくとも選択手段の操作に伴って発生し個別通話の開始を指示する制御信号を伝送する制御線と、音声信号を伝送する信号線とからなり、 住戸機は、共用部装置との間で信号線を介した個別通話を行う通話手段と、少なくとも一斉放送の音声を鳴動するスピーカと、信号線を通話手段に接続する状態とスピーカに接続する状態とを択一的に切り換える個別通話/一斉放送切換手段と、個別通話/一斉放送切換手段とスピーカの間に設けられ一斉放送の音量が所定範囲の値となるように補正する音量補正手段と、操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付けた操作入力に対応した制御信号を制御線を介して伝送する制御信号伝送手段と、制御線を介して伝送される制御信号に基づいて個別通話/一斉放送切換手段を制御する制御手段とを備え、 住戸機の制御手段は、一斉放送装置から一斉放送開始を指示する制御信号を受け取ったときに個別通話/一斉放送切換手段を制御して信号線をスピーカに接続する状態に切り換えさせるとともに音量補正手段に音量補正を行わせ、一斉放送装置から一斉放送終了を指示する制御信号を受け取ったときに個別通話/一斉放送切換手段を制御して信号線を通話手段に接続する状態に切り換えさせるとともに音量補正手段による音量補正を停止させ、さらに一斉放送開始を指示する制御信号を受け取ってから一斉放送終了を指示する制御信号を受け取るまでの間は制御信号伝送手段による制御信号の伝送を禁止するとともに当該禁止期間中に操作入力受付手段で受け付けた操作入力に対応した制御信号を一斉放送終了後に制御信号伝送手段から伝送させることを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
IPC (1件):
H04M 9/08
FI (1件):
H04M9/08
Fターム (7件):
5K038AA07 ,  5K038CC03 ,  5K038CC11 ,  5K038DD02 ,  5K038DD08 ,  5K038FF14 ,  5K038GG01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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