特許

J-GLOBAL ID：200903051124349329

ガス検出素子

発明者： 新田 正義 ,  兼房 慎二 ,  海江田 修
出願人/特許権者： 株式会社日本触媒
代理人 (1件)： 八田 幹雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-212645
公開番号（公開出願番号）：特開平10-054818
出願日： 1996年08月12日
公開日（公表日）： 1998年02月24日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 水素ガス、メタンガス、一酸化炭素ガスなどの還元性ガスにも感度を有し、かつ溶媒に溶解して成膜性の良好な材料を用いたガス検出素子を提供する。【解決手段】 下記一般式但し、式中、X1 〜X16は独立してSR1 、OR2 、NHR3 、SO3 R4 、SO2 R5 、SR6 、OR7 、NHR8 、水素原子、またはハロゲン原子を表し、Mは無金属、金属、金属酸化物または金属ハロゲン化物を表し、X1 〜X16の中で少なくとも1個は、SO3 R4 またはSO2 R5 を少なくとも1つ有するR1 、R2 若しくはR3 でそれぞれ構成されたSR1 、OR2 若しくはNHR3 、またはSO3 R4 若しくはSO2 R5 であるフタロシアニン化合物からなる。

請求項（抜粋）：

下記一般式(1)【化1】{但し、式中、X1 〜X16は独立してSR1 、OR2 、NHR3 、SO3 R4 、SO2 R5 、SR6 、OR7 、NHR8 、水素原子、またはハロゲン原子(但し、R1 、R2 およびR3 は相互に独立に、炭素数1〜4個のアルキル基、アルコキシ基、カルボキシル基およびアルコキシカルボニル基、ハロゲン、SO3 R4並びにSO2 R5 よりなる群から選ばれた少なくとも1種で置換されていてもよいフェニル基またはベンジル基を表し、R4 は水素または塩形成陽イオンを表し、R5 は置換可能なアミンを表し、R6 、R7 およびR8 は相互に独立に炭素数1〜20個のアルキル基または炭素数4〜6個のシクロアルキル基を表す。)を表し、Mは無金属、金属、金属酸化物または金属ハロゲン化物を表し、X1 〜X16の中で少なくとも1個は、SO3 R4 またはSO2 R5 を少なくとも1つ有するR1 、R2 若しくはR3 でそれぞれ構成されたSR1 、OR2 若しくはNHR3 、またはSO3 R4 若しくはSO2 R5 である。}で示されるフタロシアニン化合物からなるガス検出素子。