特許
J-GLOBAL ID:200903051129826346

乗客コンベアのベルト張力異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117061
公開番号(公開出願番号):特開平11-310380
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 保守員を介在することなくベルト伝達駆動装置のベルト張力値を監視し、異常の発生を未然に防ぐことで、乗客コンベアの保全性と信頼性を向上させる乗客コンベアのベルト張力異常診断装置の提供。【解決手段】 ベルト伝達駆動装置を用いた乗客コンベアのモータ回転数と減速機入力軸回転数を検出し、検出した回転数から、モータを停止させた時のモータ回転軸と減速機入力軸の回転が定格から停止に至るまでに要する時間差を抽出する減速時間差抽出部6、得られた時間差からベルト張力状態の異常を診断する異常診断部7、診断結果を記憶する記憶部8、新しく記憶された結果と前回記憶された結果から異常発生時期を予測する異常発生時期予測部10を備える。
請求項(抜粋):
乗客コンベアの機械室内に、駆動用モータの回転をベルトで減速機に伝達するベルト伝達駆動装置を設けたものにおいて、前記ベルト伝達駆動装置のベルト張力値を監視する装置として、モータ回転軸に回転検出器を固定すると共に、減速機入力軸に他の回転検出器を固定し、各回転検出器の回転数を連続的に算出して、乗客コンベアのモータを停止させた時のモータ回転軸と減速機入力軸の回転が定格回転から停止するまでに要する時間の差を抽出する減速時間差抽出手段を設ける一方、抽出して得られた減速時間差と予め設定しておく判定値を比較してベルト張力状態を診断する異常診断手段を設ける構成にしたことを特徴とする乗客コンベアのベルト張力異常診断装置。
IPC (2件):
B66B 31/00 ,  B66B 29/00
FI (2件):
B66B 31/00 D ,  B66B 29/00 G

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