特許
J-GLOBAL ID:200903051135587272

変電所の故障区間検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100176
公開番号(公開出願番号):特開平5-284645
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 変電所の故障区間検出システムにおいて、復旧時の故障点への再加圧を防止する。【構成】 複数の無線CT2,3で母線1を複数の区間に区画し、複数の地上局15,16に接続された判定部19を設ける。無線CT2,3には、母線1の電流を検出するCT4と、検出した位相情報と実効値情報を一時記憶する記憶部10と、地上局15,16からの呼出指令を受信する高圧受信部11と、この指令で電流情報を電波発信する高圧発信部12とを設ける。地上局15,16には、判定部19の命令で、上記呼出指令を電波発信する地上発信部17と、上記情報を受信し、判定部19に伝送する地上受信部18とを設ける。判定部19には、母線保護継電器22の動作情報を取り込み、呼出指令を命令する制御部21と、上記電流情報を基にして故障区間を検出する故障区間検出装置20とを設ける。
請求項(抜粋):
母線を、これに取付けた複数の無線CTで複数の区間に区画しておき、上記無線CTに対応した複数の地上局を設けると共に、これらの地上局に接続された判定部とを設け、上記無線CTには、これを取付けた母線の電流を検出するCTと、このCTで検出し電流波形をデジタル変換するA/D変換器と、この変換された電流波形の実効値を演算する演算部と、上記母線の電圧波形を検出する補助電極と、この補助電極の電圧波形をデジタル変換し、記憶する波形記憶部と、この波形記憶部で記憶された電圧波形を基準にして、上記A/D変換器の電流波形出力の位相を検出する位相検出器と、この位相検出器で検出された位相情報と上記演算部で演算された実効値情報を一定時間の間、一時記憶する記憶部と、上記地上局から電波発信される呼出指令を受信する高圧受信部と、この高圧受信部で受けた呼出指令により、上記記憶部で一時記憶した位相情報と実効値情報を電波発信する高圧発信部とを設け、上記地上局には、上記判定部からの命令により、上記無線CTへ呼出指令を電波発信する地上発信部と、上記高圧発信部からの位相情報と実効値情報を受信し、上記判定部に伝送する地上受信部とを設け、上記判定部には、上記無線CTを取付けた母線の故障発生情報を取り込み、母線故障時に上記地上発信部に上記高圧受信部への呼出指令を出すことを命令する制御部と、上記地上受信部より伝送された位相情報と実効値情報を基にして方向比較方式により故障区間を検出する故障区間検出装置とを設けた、変電所の故障区間検出システム。
IPC (2件):
H02H 7/26 ,  H04B 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-223334
  • 特開平4-029522

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