特許
J-GLOBAL ID:200903051138414620

タービン動翼先端隙間調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167400
公開番号(公開出願番号):特開平9-013907
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 タービン動翼の先端とケーシング内周面との間の隙間を調節する動翼先端隙間調節装置に関し、従来の圧縮空気を吹き付けて冷却するアクティブクリアランスコントロール装置の不具合を解消して、熱効率を向上できる調節装置の提供。【解決手段】 タービン動翼3の先端と対向するタービンケーシング1内周面に凹設された溝4、タービン動翼3と同軸状に配置され、径方向の熱膨張変形が自在にされたリング状のシュラウド5、この外周面に3個以上突設され、タービンケーシング周方向に等ピッチに、しかも径方向に穿設された孔14に先端部が嵌入して、シュラウドとタービンケーシングを連結する支持棒13とからなる。これにより、タービン加速時と、定常運転時との動翼先端隙間6の変動量を小さくできるので、初期値の設定を小さくでき、タービンの熱効率を向上できる。また圧縮空気の使用が不要のため従来装置の不具合は、全て解消できる。
請求項(抜粋):
タービンディスクの外周面に植設されたタービン動翼の先端と、前記タービン動翼を被包するタービンケーシングの内周面との間に形成される隙間の大きさを調節する、タービン動翼先端隙間調節装置において、前記タービン動翼の先端に対向させて前記タービンケーシングの内周面全周に凹設された溝と、前記タービンディスクと同軸状にして、前記溝内に間隙を設けて配置されたリング状のシュラウドと、前記シュラウドの外周に3個以上突設され、径方向の変形を自在にして、前記シュラウドを前記タービンケーシングに連結する支持棒とを設けたことを特徴とするタービン動翼先端隙間調節装置。
IPC (2件):
F01D 11/08 ,  F02C 7/28
FI (2件):
F01D 11/08 ,  F02C 7/28 A

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