特許
J-GLOBAL ID:200903051140926450

単リール型の磁気テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056226
公開番号(公開出願番号):特開平11-238352
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 リールのボスの内底と、上ケースとの間にリールロック機構が設けてある単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、ロック解除時にリール押えが傾いて、ロック解除が不完全になるのを解消する。【解決手段】 リール2のボス12の内底と、上ケース1aとの間に、ロック解除具18と、リール押え16と、ばね17とを配置する。リール押え16は上ケース1aに設けたガイド突起15で上下スライド可能に、しかし回転不能に保持する。ボス12の内底と、リール押え16との対向面には、互いに係合するロック歯19・20を設ける。ロック解除状態におけるリール押え16の規制壁22と上ケース1aとの間の傾動隙間Eは、一対のロック歯19・20間の傾動隙間eより小さく寸法設定する。以てリール押え16が傾動した場合に、ロック歯19・20どうしが係合するのを防止する。
請求項(抜粋):
箱状のケース本体1の内部に、磁気テープ3を巻装した1個のリール2が配置されており、リール2の中央に設けたボス12の内底と、ケース本体1の上壁との間に、不使用時のリール2の遊動回転を阻止するリールロック機構が設けてある磁気テープカートリッジであって、リールロック機構は、ケース本体1の上壁の内面に突設したガイド突起15で上下スライド可能に、しかし相対回転は不能に係合案内してあるリール押え16と、リール押え16を押し下げ付勢するばね17と、リール押え16の下面とボス12の底壁上面との対向面に設けられて、互いに接当係合してリール2の回動を阻止するロック歯19・20とを含み、リール押え16とケース本体1の上壁内面との少なくともいずれか一方に、リール押え16の傾動を規制する規制壁22が突設されており、リール押え16をばね17の付勢力に抗してテープドライブの駆動軸Dで押し上げ操作したロック解除状態において、規制壁22とケース本体1、ないし規制壁22とリール押え16との間の傾動隙間Eが、一対のロック歯19・20間の傾動隙間eより小さく寸法設定されていることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-041651
  • 特開昭63-251983

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