特許
J-GLOBAL ID:200903051142701137

建設機械の車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120933
公開番号(公開出願番号):特開平8-291538
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 従来技術の一実施例油圧ショベルでは上部旋回体のサイドデッキの後方側上面部に落下した土砂が堆積し、キャブに設けている前後スライド式乗降用ドアの開閉が困難になることがある。また上記乗降用ドアを開放したとき乗降口の開口下端部にキャブの一部が存在するので、運転者の乗降が阻害されるようになる。この問題点を解決する。【構成】 本発明の建設機械の車体構造では、上部旋回体に配置した運転室用のキャブの側面より外側に突出したサイドデッキ上面部における乗降用ドアの開放時用収納スペースの略全範囲を、サイドデッキ上面部より一段低く、しかもキャブの外側面側からサイドデッキの外側面側へ向けて下り勾配の段差傾斜面部に形成した。そして上記段差傾斜面部が、キャブの乗降口の開口下端の幅範囲内に入らないように設定して構成した。
請求項(抜粋):
下部走行体の上部に上部旋回体を設け、その上部旋回体下部のサイドデッキの上面側に運転室用のキャブを配置し、そのキャブの乗降用ドアをキャブの側面側外周部に沿ってスライド移動自在に開閉するようにしている建設機械において、キャブの側面より外側に突出したサイドデッキ上面部における乗降用ドアの開放時用収納スペースの略全範囲を、サイドデッキ上面部より一段低く、しかもキャブの外側面側からサイドデッキの外側両側へ向けて下り勾配の段差傾斜面部に形成したことを特徴とする建設機械の車体構造。

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