特許

J-GLOBAL ID：200903051146694739

燃料電池用電極およびその製造方法

発明者： 光永 達雄
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 曾我 道照 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-350838
公開番号（公開出願番号）：特開平7-201334
出願日： 1993年12月29日
公開日（公表日）： 1995年08月04日
要約：

【要約】【目的】 セル電圧が高く、セル電圧の経時低下の小さい長期寿命特性の良好な燃料電池用電極及びその製造方法を得ることを目的とする。【構成】 燃料電池の電極触媒層のカーボン担体の体積比率を10〜25[%](好ましくは15〜20[%])とする。また、電極触媒層を温度50〜300°C、圧力10〜50[kgf/cm2]でプレス成形する。【効果】 電極触媒層の電気抵抗率を低くでき、低コストで高信頼性の燃料電池用電極が得られる。

請求項（抜粋）：

電解質を含浸したマトリックスと、このマトリックスの両側に設けられた一対の燃料極および空気極からなる電極と、これらの電極の外側に形成された一対の燃料流路および空気流路とから構成される単位セルをセパレータを介して複数個積層して形成された燃料電池の電極において、上記燃料極および空気極の少なくとも一方の電極触媒層は、カーボンブラック担体に白金および白金を除く1種以上の金属元素である灰分を担持した触媒粉末と、フッ素樹脂とからなり、上記カーボンブラック担体の体積比率は、上記電極触媒層に対して10%〜25%であることを特徴とする燃料電池用電極。

IPC (4件)：

H01M 4/88 ,  H01M 4/90 ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/02