特許
J-GLOBAL ID:200903051154546951

多段N×N空間分割交換装置の動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 誠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-522535
公開番号(公開出願番号):特表平10-513617
出願日: 1996年01月01日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】2っのスイッチオン状態を有することが可能な1×2スイッチの、それぞれが空間分割交換装置入力部(e1,......eN)に続いて形成されるN=2n(この場合、n=1,2,3,......)個の入力ピラミッド(E1,......EN)と、2つのスイッチオン状態を有すること出来る1×2スイッチの、それぞれが空間分割交換装置出力部(a1,......aN)に後段として続いて形成されるN=2n(この場合、n=1,2,3,......)個の出力ピラミッド(A1,......AN)と、前記入力ピラミッドと出力ピラミッドとの間に続いて形成されるN2リンク(1z1,......,NzN)の(パーフェクトシャッフル)リンクネットワークとを有する多段N×N空間分割交換装置(R)において、一つの同一波長のネットワーク光がN×N空間分割交換装置の各入力部で発生し、個別の入力部の波長が、M=2m個(この場合、m=1,2,......,n-1)の間隔で繰り返され、2つのリンクが、1×2スイッチのn段ピラミッドのピラミッドベース側の2n-1の1×2スイッチの各々に直接接続して、i番目の入力ピラミッドから出力ピラミッドまで続く接続経路を形成する。クロストーク経路が、j番目(この場合、|i-j|=v・2m;v=1,2,......)の入力ピラミッドから上記出力ピラミッドまで続いて形成されると、接続経路に同時に含まれないとともにピラミッド入力部と出力ピラミッドに接続したピラミッド出力部との間に接続した入力ピラミッドのm個の1×2スイッチと、接続経路に同時に含まれないとともに、ピラミッド出力部と入力ピラミッドに接続したピラミッド入力部との間に接続したm個の1×2スイッチとを、クロストーク経路から離れて指定される度にスイッチオン状態に切り替える。
請求項(抜粋):
2・log2N段N×N空間分割交換装置(R)を動作させる方法であって、 2つのスイッチオン状態を有する1×2スイッチの、それぞれが空間分割交換装置入力部(e1,......eN)に続いて形成されるN=2n(この場合、n=1,2,3,......)log2N段入力ピラミッド(E1,......EN)と、 2つのスイッチオン状態を有する1×2スイッチの、それぞれが空間分割交換装置出力部(a1,......aN)に続いて形成されるN=2nlog2N段出力ピラミッド(A1,......AN)と、 前記入力ピラミッドと出力ピラミッドとの間に形成されるN2リンク(1z1,......,NzN)の(パーフェクトシャッフル)リンクネットワークとを有し、 入力部間又は多重入力部間でM=2m(この場合、m=1,2,......,n-1)だけ相互にオフセットした入力部の任意のチャネルクロストークが臨界的であり、特に波長に基づいた関連の入力ファイバ(L1,......,Ll)に到達し、入力されるWDM信号を、それぞれ分割する入力側の波長デマルチプレクサ(WD1,......,WDl)を有する光学的な切替装置において、 後段のN×N空間分割交換装置(R)を、2つのスイッチオン状態を有する統合された光学的な1×2スイッチのピラミッドによって形成し、M=2m(この場合、m=1,2,......,n-1)個の入力の間隔で繰り返される一つの同一波長(光学的な搬送周波数)の光が、各入力部(ei)で常に発生し、光学的な空間分割波長(R-W)の交換装置に、各入来波長を固定出力波長に変換する可調整波長コンバータ(λ/λp)と、相違する波長の信号を結合してWDM信号を形成する出力側の波長マルチプレクサ(WM1,......,WMl)とを続いて形成し、 i番目の入力ピラミッド(Ei)から出力ピラミッド(Ap)まで続く接続経路が、前記入力ピラミッド(Ei)の入力部(ei)から出力ピラミッド(Ap)の出力部(ap)まで延在し、この延在する間に、前記入力部(ei)を対応する入力ピラミッド出力部(eip)に接続するn個の1×2スイッチ(i11,i21,i31)と、前記入力ピラミッド出力部(eip)を対応する出力ピラミッド入力部(ipa)に接続するリンク(izp)と、この出力ピラミッド入力部(ipa)を、前記出力ピラミッド(Ap)の出力部(ap)に接続するn個の1×2スイッチ(31p,21p,11p)とを有し、j番目(この場合、|i-j|=v・2m,v=1,2,......)の入力ピラミッド(Ej)から前記出力ピラミッド(Ap)まで続いて形成されるクロストーク経路が、入力ピラミッド(Ej)の入力部(ej)から出力ピラミッド(Ap)の出力部(ap)まで延在し、この延在する間に、入力部(ej)を、対応する入力ピラミッド出力部(ejp)に接続するn個の1×2スイッチ(j11,j21,j31)と、前記入力ピラミッド出力部(ejp)を、対応する出力ピラミッド入力部(jpa)に接続するリンク(jzp)と、この出力ピラミッド入力部(jpa)を前記出力ピラミッド(Ap)の出力部(ap)に接続するn個の1×2スイッチ(33p,22p,11p)とを有する、2つのリンク(1z1,1zp)の各々を、1×2スイッチのn段ピラミッド(Ei)のピラミッドベース側の2n-1の1×2スイッチ(i31)の各々に直接接続する際に、接続経路に同時に含まれない全ての1×2スイッチ(j31,33p,22p)を、最大クロストーク減衰の状態に切り替えることを特徴とする空間分割交換装置の動作方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-020493
  • 特開昭63-050193
  • 特開昭62-173411
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引用文献:
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