特許
J-GLOBAL ID:200903051155675623

積層型コイル部品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 武一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312399
公開番号(公開出願番号):特開平11-144958
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 小ループ磁路の発生が少なく、大きな結合係数を有する積層型コイル部品を得る。【解決手段】 低透磁率のNi-Cu-Zn系磁性フェライトからなる磁性体シート22〜30の表面に、それぞれコイル用導体31a〜31e,32a〜32fと、Znを主成分とする非磁性体膜8とを形成する。非磁性体膜8は、コイル用導体31a〜31e,32a〜32fを含むコイル形成領域3を残して形成されている。そして、高透磁率Ni-Cu-Zn系磁性フェライトからなるカバーシート21と磁性体シート22〜30を積み重ねた後、一体的に焼成する。この焼成工程において、非磁性体膜8の非磁性体材料を磁性体シート22〜30に拡散させ、コイル形成領域3以外の領域の透磁率を高くする。
請求項(抜粋):
複数の磁性体層と複数のコイル用導体を積み重ねた上下にカバー層を配設して構成した積層体内に、前記コイル用導体を電気的に接続して構成した少なくとも一対のコイルを内蔵しており、前記カバー層が相対的に高い透磁率を有した磁性体からなり、前記磁性体層が相対的に低い透磁率を有した磁性体からなり、かつ、前記コイル用導体を含むコイル形成領域を残して前記磁性体層に非磁性体が拡散され、前記磁性体層に相対的に透磁率が高い高透磁率領域が形成されたことを特徴とする積層型コイル部品。
IPC (2件):
H01F 17/00 ,  H01F 41/04
FI (2件):
H01F 17/00 D ,  H01F 41/04 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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