特許
J-GLOBAL ID:200903051157412077
差動増幅回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033072
公開番号(公開出願番号):特開平9-205331
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】次段にA/Dコンバータを接続する差動増幅回路において、出力直流電圧をA/Dコンバータのリファレンス電圧と同電圧に保つことによって、DC直結を可能とし、結合コンデンサーを不要とする。【解決手段】複数の定電圧源とこれを選択するスイッチと、差動増幅回路の出力直流電圧をこの定電圧源と同レベルとするための帰還増幅器と、この出力直流電圧を下げる手段を有し、次段に接続されるA/Dコンバータのリファレンス電圧に合わせて、スイッチ回路を切り換えることにより、差動増幅回路の出力直流電圧はこのリファレンス電圧と常に同レベルとなる。
請求項(抜粋):
ベースに直流電圧を重畳して入力信号源を入力し、コレクタからダブルエンド出力としてそれぞれ出力信号を取り出す第1、第2のトランジスタを有する第1の差動増幅回路と、前記第1の差動増幅回路の2つの出力をそれぞれ入力とする第3、第4のトランジスタを有する第1、第2のエミッタフォロワ回路と、前記第1、第2のエミッタフォロワ回路の出力をそれぞれベース入力とし、コレクタからダブルエンド出力として出力信号を取り出す第5、第6のトランジスタを有する第2の差動増幅回路と、前記第2の差動増幅回路の出力をそれぞれ入力とする第7、第8のトランジスタを有する第3、第4のエミッタフォロワ回路と、を有し、前記第3、第4のエミッタフォロワ回路の一方又は両方を出力とする差動増幅回路において、前記第3、第4のエミッタフォロワ回路のそれぞれの出力をほぼ同一の抵抗値を持つ第1、第2の抵抗をそれぞれ介して帰還増幅回路の反転入力端子に接続し、前記帰還増幅回路の非反転入力端子は、スイッチを介して、複数個の定電圧源に接続され、前記帰還増幅回路の出力は、前記第2の差動増幅回路の2つの出力直流電圧を可変させる回路に入力され、前記帰還増幅回路の出力と、前記第2の差動増幅回路の2つの出力直流電圧とは、同極性にすることにより負帰還をかける、ように構成してなることを特徴とする差動増幅回路。
IPC (3件):
H03F 3/45
, H01L 27/04
, H01L 21/822
FI (2件):
H03F 3/45 Z
, H01L 27/04 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-135305
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特開平4-351109
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特開平2-089408
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