特許

J-GLOBAL ID：200903051159842591

消耗2電極アーク溶接終了方法

発明者： 大縄 登史男 ,  恵良 哲生 ,  塩崎 秀男
出願人/特許権者： 株式会社ダイヘン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-348633
公開番号（公開出願番号）：特開2003-145270
出願日： 2001年11月14日
公開日（公表日）： 2003年05月20日
要約：

【要約】【課題】従来技術2は高速溶接において、溶接終了位置付近で先行ワイヤに通電する電流及び電圧を減少させた後、後行ワイヤのみで溶接を行うには溶接用トーチの移動速度が早過ぎるために、溶接ビード幅が減少したり、溶け込み不足が発生したり、ハンピングビードが生じる場合がある。【解決手段】消耗2電極アーク溶接終了方法において、溶接終了近傍位置P1で先行ワイヤ3及び後行ワイヤ4に通電する電流を通常の溶接電流よりも低電流にし溶接用トーチ14を溶接方向に通常の溶接速度よりも遅い速度で移動させ、溶接終了位置P2で先行ワイヤ3の送給及び通電を停止して、溶接用トーチ14を溶接方向に通常の溶接速度よりも遅い速度で後行ワイヤ第1クレータ処理距離D1だけ移動させながら後行ワイヤ4が第1クレータ処理を行い、次に溶接用トーチ14の移動を停止して後行ワイヤ4が第2クレータ処理を行う。

請求項（抜粋）：

1トーチ内で2本のワイヤを送給して溶接する消耗2電極アーク溶接終了方法において、溶接終了近傍位置で先行ワイヤ及び後行ワイヤに通電する電流を通常の溶接電流よりも低電流にし溶接用トーチを溶接方向に通常の溶接速度よりも遅い速度で移動させ、溶接終了位置で前記溶接用トーチの移動を停止して前記先行ワイヤ及び前記後行ワイヤがクレータ処理を行う消耗2電極アーク溶接終了方法。

IPC (2件)：

B23K 9/173 ,  B23K 9/00 330

FI (2件)：

B23K 9/173 E ,  B23K 9/00 330 B

Fターム (3件)：

4E001AA02 ,  4E001CA07 ,  4E001EA05