特許
J-GLOBAL ID:200903051160603576

電池寿命検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011051
公開番号(公開出願番号):特開平7-218607
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 電池の放電を行うことなく、また簡単な回路構成によって複数の直列セルから構成された電池の寿命を確実に検知できる電池寿命検知装置を提供すること。【構成】Ni-Cd電池5の電圧を電池1セル相当の電圧に分圧した電圧と、基準セル51の電圧を比較し、その結果を出力11に出す比較回路10と、基準セル51の電圧と、基準電源9より供給される基準電圧を比較し、その結果を出力11に出すコンパレータ8とから構成する。電池5が寿命になった場合、電池1セル相当に分圧した電圧は電池1セルの電圧より低くなるので、この電圧の差により電池の寿命検知ができる。また、比較に用いる電池1セル51が寿命になった場合についても、同様に電圧が下がってくるので、この電圧を基準電圧と比較することにより、この電池1セル51の寿命検知もできる。
請求項(抜粋):
複数の直列セルより構成された電池の寿命を検知する電池寿命検知装置において、上記電池全体の電圧を検出する第1の電圧検出手段と、上記複数の直列セルのうちの任意の1つのセルの電圧を検出する第2の電圧検出手段と、上記第1の電圧検出手段で検出された電池全体の電圧を1つのセルに相当する電圧に分圧する分圧手段と、この分圧手段で分圧された電圧と上記第2の電圧検出手段で検出された1つのセルの電圧を比較する第1の比較手段と、所定の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、上記基準電圧と上記第2の電圧検出手段で検出された1つのセルの電圧を比較する第2の比較手段とを備え、上記第1および第2の比較手段による比較結果に基づいて電池寿命を判定するようにしたことを特徴とする電池寿命検知装置。

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