特許
J-GLOBAL ID:200903051174877113

グルカンの製造方法、及びグルカンの治療用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-527114
公開番号(公開出願番号):特表平11-501691
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】グルカン含有細胞源からβ-(1,3)(1,6)グルカンを製造する方法、グルカンを含有する治療組成物、および治療の用途/方法について開示される。本発明の方法は以下のプロセスからなる:(a)グルカンを含有する細胞からアルカリで可溶する成分を除去するためにアルカリ及び加熱で抽出し;(b)ステップ(a)の細胞を酸と加熱で酸抽出し懸濁液を作り;(c)ステップ(b)で得られた懸濁液若しくは回収された加水分解された細胞を、水と混ざらず、かつ、水よりも密度が大きい有機溶媒で抽出し、β-(1,3)(1,6)グルカン粒子を含有する水層と有機層と界面に分離し、実質的にβ-(1,3)(1,6)グルカン粒子を含有する水層のみを残す。該有機溶媒での抽出は分岐β-(1,3)(1,6)グルカンと残留している非グルカンのコンタミと会合している実質的に分岐していないβ-(1,3)グルカンとの分離を提供し;そして(d)ステップ(c)からのグルカン物質を乾燥しグルカン微粒子を作る。
請求項(抜粋):
以下のステップよりなるグルカン含有細胞源からのβ-(1,3)(1,6)-グルカンの製造方法:(a)グルカン含有細胞をアルカリ可溶性成分を除去するために、アルカリ及び加熱して抽出し、(b)ステップ(a)の細胞を酸と加熱して酸抽出して懸濁液を形成させ、(c)ステップ(b)で得られた縣濁液、若しくは加水分解され、回収された細胞体を、水と混ざらず、かつ、水よりも密度の高い有機溶媒で抽出し、水に縣濁しているβ-(1,3)(1,6)グルカン微粒子物質を含有する水層のみが実質的に残るように、できた水層、溶媒含有層、界面を分離し、該有機溶媒での抽出では分岐したβ-(1,3)(1,6)グルカンと、残渣の非グルカンコンタミと会合している実質的に非分岐のβ-(1,3)グルカンからなるグルカンサブグループとの分離をさせる、(d)ステップ(c)からのグルカン物質を乾燥し微粒子グルカンを得る。
IPC (5件):
C08B 37/00 ,  A61K 31/715 ADA ,  A61K 35/70 ,  A61K 35/74 ,  A61K 35/78
FI (5件):
C08B 37/00 Z ,  A61K 31/715 ADA ,  A61K 35/70 ,  A61K 35/74 D ,  A61K 35/78 X
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 新規グルカン製剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-280442   出願人:アルファ-ベータテクノロジー,インコーポレイテッド

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