特許
J-GLOBAL ID:200903051180078745

クローラ式走行体の上部転輪取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291820
公開番号(公開出願番号):特開平9-104372
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 従来技術の一実施例クローラ式走行体では、上部転輪とアイドラとの間、上部転輪とスプロケットホイールとの間のクローラの部分を支持するローラを固定して取付けているが、クローラの重量変化、振動の変化に対応してクローラの騒音を低減することができなかった。本発明は騒音低減用のローラを新たに設けることなく、上部転輪の取付位置を移動できるようにした上部転輪取付構造を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、トラックフレームの上部にその長手方向に沿って台座を設け、その台座の上面板にボルト用穴を開穿し、かつ台座の上面板にガイド部として、トラックフレーム長手方向のボルト用長穴を形成し、また上部転輪を支持するサポートの下端部にフランジを形成し、そのフランジと上記台座の上面板に開穿したボルト用穴及びボルト用長穴にサポート締付用のボルトを挿通して構成した。
請求項(抜粋):
左右一対のトラックフレームの前端部にアイドラを、後端部にスプロケットホイールを、上部に単数個乃至複数個の上部転輪を、下部に複数個の下部転輪を配置し、これらの外周側にわたってクローラを掛け回わしているクローラ式走行体において、トラックフレームの上部における上部転輪の取付位置を、トラックフレームの長手方向に調整移動できるようにしたことを特徴とするクローラ式走行体の上部転輪取付構造。

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