特許
J-GLOBAL ID:200903051184222190

三次元繊維構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337378
公開番号(公開出願番号):特開平9-176933
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 他の部品と結合して使用し、他の部品と結合したときその表面が滑らかな状態で連続する繊維強化複合材に好適な三次元繊維構造体を提供する。【解決手段】 三次元繊維構造体Fは2枚の板状部1a,1bがコーナ部2により屈曲状態で接続された断面ほぼL字状に形成されている。板状部1a,1bは互いに平行に配列されたx糸層、y糸層及びバイアス糸層からなる積層糸群3と、各糸層を結合する厚さ方向糸z及び両コーナ部用糸c1,c2とから構成されている。積層糸群3は内側層3a及び外側層3bからなり、コーナ部2には両層3a,3bの間にフィラー繊維4が配列されている。厚さ方向糸zはコーナ部2以外の部分において各糸層と直交する状態で配列されて各糸層を結合する。第1のコーナ部用糸c1は両板状部1a,1bのなす角を2等分する面と平行に配列され、第2のコーナ部用糸c2は第1のコーナ部用糸c1と直交する状態で配列されている。
請求項(抜粋):
複数の板状部が屈曲状態で接合された形状に形成された三次元繊維構造体であって、各板状部が複数の糸層を積層して形成された少なくとも2軸配向となる積層糸群と、その厚さ方向に配列された厚さ方向糸とを含む少なくとも3軸で構成され、三次元繊維構造体の屈曲部と交差する方向に延びるとともに各板状部の厚さ方向と直交する面に沿って配列され、かつ両板状部に跨がって連続する糸をその構成要素として持ち、屈曲部の外面の曲率を大きくするために前記積層糸群の外側寄りにフィラー繊維が屈曲部に沿った方向に配列され、屈曲部の前記糸層及びフィラー繊維と交差するように配列されたコーナ部用糸を有する三次元繊維構造体。
IPC (2件):
D03D 25/00 ,  D03D 41/00
FI (2件):
D03D 25/00 ,  D03D 41/00 B

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