特許
J-GLOBAL ID:200903051191318128

ハイブリッド車両の発電制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-197072
公開番号(公開出願番号):特開平8-061193
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】ハイブリッド車両の発電装置の始動を的確なタイミングで適切な作動条件でもって行うことができ、環境保護のためのエンジンの排気性能や振動性能を十分に良好なものに確保しつつ航続距離やバテリの寿命を向上することができる発電制御装置を提供する。【構成】バッテリ3の残容量が所定の判定値以下となったとき、エンジン16の排気ガスセンサ23及び排気ガス浄化触媒24に通電して活性化させ、その活性化に応じてジェネレータ17を始動用モータとしてエンジン16を所定の始動回転数でクランキングする。エンジン16が始動回転数に達すると、エンジン16の燃焼を開始し、それが完爆状態となると、ジェネレータ17をモータとしての作動状態からジェネレータとしての作動状態に徐々に切り換える。
請求項(抜粋):
バッテリを電源とする走行用電動機を具備した車両走行装置と、エンジンを駆動源とする発電機を具備した発電装置とを備え、前記車両走行装置の稼働中に前記バッテリから前記発電機に給電することにより該発電機を前記エンジンの始動用電動機として駆動すると共に、該エンジンの始動後には該エンジンにより前記発電機を駆動してその発電電力を前記バッテリ及び/又は走行用電動機に給電するハイブリッド車両において、前記バッテリの残容量を把握する残容量把握手段と、該残容量把握手段により把握された前記バッテリの残容量が所定の判定値以下となったとき、又は該残容量が急減したとき、前記発電装置の起動信号を出力する起動信号出力手段と、前記起動信号に基づき前記エンジンに備えられた排気ガスセンサに通電して該排気ガスセンサを活性化せしめる排気ガスセンサ活性化手段と、前記排気ガスセンサへの通電開始後、該排気ガスセンサが活性状態となったか否かを判別する排気ガスセンサ活性判別手段と、該排気ガスセンサ活性判別手段による前記排気ガスセンサの活性状態の判別に基づき、前記エンジンの始動信号を出力するエンジン始動信号出力手段と、前記エンジン始動信号に基づき前記バッテリから前記発電機に給電せしめて該発電機をエンジンの始動用電動機として駆動し、該発電機により駆動されるエンジンの回転数が所定の始動回転数になるよう該発電機を制御するクランキング手段と、前記エンジンの回転数が前記始動回転数に達したとき、該エンジンへの燃料供給を開始して前記排気ガスセンサにより該エンジンの排気ガス状態を監視しつつ該エンジンの燃焼運転を開始せしめるエンジン制御手段と、前記エンジンの燃焼状態が安定した燃焼状態である完爆状態となったか否かを判別する完爆判別手段と、該完爆判別手段によるエンジンの完爆状態の判別に基づき、前記発電機を電動機としての作動状態から発電機としての作動状態に切り換える発電機作動状態切換手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車両の発電制御装置。
IPC (15件):
F02N 11/04 ,  B60K 8/00 ,  B60L 11/08 ,  B60L 11/12 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/06 ,  F02D 41/06 325 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 364 ,  F02N 11/08 ,  H02J 7/00 ,  H02P 9/04

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