特許
J-GLOBAL ID:200903051191436597

周波数調整システム、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-183506
公開番号(公開出願番号):特開2005-020916
出願日: 2003年06月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】データ伝送所要時間の影響を軽減することで電力系統の周波数調整の制御性能を改善した周波数調整システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】変化の緩慢な系統定数やそれに基く分担係数は、中央給電指令所のような総合制御箇所で把握と各発電機への配分を定期的に行い、時々刻々と変化するが電力系統の全地点で同値とみなせる周波数偏差は各発電所で観測させ、調整量の計算も各発電所で行う。このため、各発電機へ定常的に調整量を伝送するよりもデータ伝送所要時間の影響が軽減されるので、電力系統の周波数調整の制御性能が改善される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
予め与えられた定数と現在の電力需要と電力系統の周波数偏差とに基いて複数の発電機の出力を増減することによって定周波数制御を実施する周波数調整システムにおいて、 総合制御装置と一又は二以上の個別制御装置とが伝送路で結合され、 前記総合制御装置は、 前記現在の電力需要を検出する手段と、 前記定数及び前記電力需要に基いて、前記各発電機の調整分担係数を算出するとともに前記各個別制御装置へ伝送する分担係数配分伝送手段と、を備え、 前記個別制御装置は、前記周波数偏差を検出し、その周波数偏差と伝送された前記調整分担係数とに基いて出力指令値を算出するとともに、その出力指令値に基いて前記発電機に負荷設定する周波数調整出力手段を備えたことを特徴とする周波数調整システム。
IPC (2件):
H02J3/00 ,  H02P9/00
FI (2件):
H02J3/00 K ,  H02P9/00 A
Fターム (11件):
5G066AA05 ,  5G066AE09 ,  5H590AA01 ,  5H590AA11 ,  5H590CE01 ,  5H590EA14 ,  5H590EB01 ,  5H590EB17 ,  5H590FA05 ,  5H590GB05 ,  5H590HA09

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