特許
J-GLOBAL ID:200903051191897454
燃料電池発電装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-040175
公開番号(公開出願番号):特開平7-249423
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 反応ガス・冷媒の供給異常や負荷電流の異常時に、単一の検出手段によりその原因を判断して、電池の劣化を防止する適切な対応を講じることが可能な燃料電池発電装置を提供することにある。【構成】 燃料電池積層体の同一単電池の複数箇所(実施例しでは3か所)に温度検出手段7a〜7cを配設する。予め制御手段には、反応ガス・冷媒の流量や電流量による温度の影響を入力しておき、その基準温度と検出温度とを比較する。この比較により、異常の原因を判断し、制御手段により反応ガスや冷媒の流量を調整する。このような構成により、異常発生時には迅速に対応することができ、燃料電池の劣化を防止することができる。
請求項(抜粋):
一対の電極間に電解質層を挟んで単電池を形成し、この単電池を複数積層し、各単電池間にガス分離板をそれぞれ挿入してサブスタックを形成し、このサブスタックと冷却板とを交互に複数個積層して単電池積層体を形成してなる燃料電池発電装置において、前記単電池積層体の1個または複数個の単電池に、その単電池内の温度を検出する温度検出手段がそれぞれ複数個配設され、前記温度検出手段には、少なくとも燃料ガスの供給流量を制御する制御手段が接続され、前記制御手段では、前記温度検出手段で検出した同一単電池の温度分布と、予め設定した基準温度の許容範囲とを比較し、許容範囲を超えた場合に、前記単電池積層体に供給する燃料ガス、酸化剤ガス、冷媒のうち少なくとも一つ以上の供給流量を制御するように構成されていることを特徴とする燃料電池発電装置。
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