特許
J-GLOBAL ID:200903051197028717

交流発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126171
公開番号(公開出願番号):特開平8-214470
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 巻線や界磁磁束を一定にしても発電出力を変えたり、体格を拡大することなく、発電出力(特に低回転数域)の向上を図ること。【構成】 全波整流回路を構成する6個のダイオード14a〜14fと並列に接続された6個のトランジスタ17a〜17fより成る電圧印加回路は、位相制御回路10の出力信号に基づいて、出力電圧の一部を電機子巻線4の一部に印加する。位相制御回路10は、Y結線された各相巻線4a、4b、4cに対してそれぞれ電気角で90°遅れて設置された3個の磁気センサ6、7、8のセンサ出力よりそれぞれ電気角で60°遅れたデジタル信号を作成し、そのデジタル信号に基づいて各トランジスタ17a〜17fを駆動する。これにより、全波整流回路は発電機よりの電圧で受動的に整流するのみでなく、発電機に印加電圧を与えて、自身が発電機から受ける影響を変える能動的な回路として機能する。
請求項(抜粋):
界磁巻線を有し、この界磁巻線に界磁電流が流れることで磁束を発生する界磁と、n個の相巻線を結線して成る電機子巻線を有し、前記界磁との相対回転に伴って前記相巻線に誘起相電圧が発生する電機子と、前記電機子巻線に結線された少なくともn個のスイッチング素子を備え、少なくともこれらのスイッチング素子によって、前記相巻線に発生する誘起相電圧を全波整流して負荷に供給するブリッジ型全波整流回路を形成するとともに、その全波整流回路の出力電圧の一部を前記電機子巻線の一部に交流電圧として印加する電圧印加回路を形成するスイッチング手段と、前記電圧印加回路により前記電機子巻線の一部に印加される交流電圧の位相が、隣り合う前記相巻線間に発生する誘起線間電圧の位相に対して任意の遅れ角を有するとともに前記電機子巻線へ向けて前記印加される交流電圧の位相に対し進み角を有する進相電流を流すように前記スイッチング素子を駆動する駆動回路とを備えた交流発電装置。
IPC (3件):
H02J 7/16 ,  H02J 7/24 ,  H02P 9/30
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-207225
  • 特開平4-210739
  • 車両用電動発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-249023   出願人:日本電装株式会社
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