特許
J-GLOBAL ID:200903051202253902

自動エンジントルク制限機能を有する一体化攻撃・飛行制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541574
公開番号(公開出願番号):特表2002-509844
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】一体化された攻撃・飛行制御システム(10)は、連続的なリアルタイムで、回転翼航空機の実際のエンジントルク(126)を検出し、検出された時間間隔の値を、1つあるいは複数の規定最大時間間隔のそれぞれに対する1つもしくは複数の基準最大トルク値(144)と比較し、実際のトルクが、規定の限界時間以上の間、限界値を超えたことに応答して、コレクティブ軸指令(54)を自動的に減少させる。
請求項(抜粋):
操縦士により作動される制御装置により指令された操縦に対する武器を搭載した回転翼航空機の応答を制御するための一体化攻撃・飛行制御(IFFC)装置であって、前記一体化攻撃・飛行制御(IFFC)装置は、前記回転翼の被制御面の変化を命令するための変位コレクティブスティックと、高度維持モードおよび武器発射モードを含むIFFC動作モードを選択可能に始動するための操縦士により作動される1つもしくは複数のスイッチと、を備えており、前記航空機は、航空機の動作パラメータの実際の値を示す検出信号を発生させるセンサと、武器発射モードでの航空機の動作を最適化するのに望ましいと考えられる動作パラメータの値を示す武器解指令信号の発生源と、を備えているものにおいて、前記一体化攻撃・飛行制御(IFFC)装置は、 前記の操縦士により作動される制御装置、前記検出信号および前記飛行制御手段に送られる攻撃制御信号に応答する飛行制御手段を備えており、前記飛行制御手段は、1つあるいは複数の飛行制御アルゴリズムを示す信号を記憶するための記憶手段を備えた信号処理手段を備えており、前記飛行制御アルゴリズムは、前記検出信号および前記攻撃制御信号の現在値に応答して、選択された航空機動作パラメータの所望値を規定し、前記飛行制御手段は、前記飛行制御アルゴリズムの現在の所望値に応答して、操縦士により指令された前記回転翼の被制御面の変化量を変更するための飛行制御信号を発生させるようになっており、さらに、前記一体化攻撃・飛行制御(IFFC)装置は、 前記の操縦士により作動される制御装置、前記検出信号および前記武器解指令信号に応答する攻撃制御手段を備えており、前記攻撃制御手段は、武器発射モードが作動している状態で前記攻撃制御信号を前記飛行制御手段に送るようになっており、これによって、前記の現在の所望値および前記飛行制御信号が前記武器解指令信号に依存したものに変更されるようになっており、さらに、 前記検出信号には、実際のトルクおよび実際の高度が含まれ、 前記飛行制御信号には、操縦士により指令された航空機のコレクティブ軸に対する変化量を現在の所望高度値に応じて変更するためのコレクティブ軸指令信号が含まれ、前記攻撃制御手段は、最大トルク値を関連する高度値に対して同定するトルク限界信号の基準源を備えており、前記攻撃制御手段は、検出された実際のトルクおよび実際の高度を示す信号を、対応する高度の前記トルク限界信号と比較し、実際のトルクを示す信号の値が前記トルク限界信号よりも大きい状態で、前記コレクティブ指令信号を航空機の実際の高度を減少させるような方法で変更する前記攻撃制御信号を発生させることを特徴とする一体化攻撃・飛行(IFFC制御)装置。

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