特許
J-GLOBAL ID:200903051206577478

ブレーキ用油圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372731
公開番号(公開出願番号):特開2001-180473
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ用油圧倍力装置において,仮に前部及び後部比例増圧弁の各部作動部材に摺動抵抗のばらつきがあっても,第1及び第2の2次マスタシリンダが同時にブレーキ油圧を出力し得るようにする。【解決手段】 1次マスタシリンダM1の前部出力ポート1fの出力油圧に応じた倍力油圧を出力する前部比例増圧弁Vf,1次マスタシリンダM1の後部出力ポート1rの出力油圧に応じた倍力油圧を出力する後部比例増圧弁Vr,前部比例増圧弁Vfが出力する倍力油圧により作動されて前輪ブレーキBfa,Bfbを作動する前部2次マスタシリンダM2fと,後部比例増圧弁Vrが出力する倍力油圧により作動されて後部ブレーキBra,Brbを作動する後部2次マスタシリンダM2rとを備えたものにおいて,前部及び後部2次マスタシリンダM2f,M2rの出力油圧室54,54間に,両出力油圧室54,54の油圧を平衡させる油圧イコライザEを配設した。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作入力に応じた油圧をそれぞれ出力する第1及び第2出力ポート(1f,1r)を有する1次マスタシリンダ(M1)と,油圧源(5)と,この油圧源(5)のための作動油を貯留する作動油タンク(11)と,1次マスタシリンダ(M1)の第1出力ポート(1f)の出力油圧に応じた倍力油圧を油圧源(5)から引き出して出力する第1比例増圧弁(Vf)と,1次マスタシリンダ(M1)の第2出力ポート(1r)の出力油圧に応じた倍力油圧を油圧源(5)から引き出して出力する第2比例増圧弁(Vr)と,第1比例増圧弁(Vf)が出力する倍力油圧により作動されて,第1の車輪ブレーキ(Bfa,Bfb)を作動するブレーキ油圧を発生する第1の2次マスタシリンダ(M2f)と,第2比例増圧弁(Vr)が出力する倍力油圧により作動されて,第2の車輪ブレーキ(Bra,Brb)を作動するブレーキ油圧を発生する第2の2次マスタシリンダ(M2r)とを備えたブレーキ用油圧倍力装置において,シリンダボディ(80)と,このシリンダボディ(80)のシリンダ孔(80a)に摺動自在に嵌装されるフリーピストン(81)と,このフリーピストン(81)の両端面がそれぞれ臨むようにシリンダボディ(80)に形成された第1及び第2受圧室(83f,83r)とからなり,第1及び第2受圧室(83f,83r)の油圧を平衡させるようにフリーピストン(81)を摺動させる油圧イコライザ(E)を更に備え,その第1及び第2受圧室(83f,83r)を第1及び第2の2次マスタシリンダ(M2f,M2r)の出力油圧室(54)にそれぞれ連通したことを特徴とする,ブレーキ用油圧倍力装置。
Fターム (7件):
3D048BB29 ,  3D048BB37 ,  3D048CC08 ,  3D048DD02 ,  3D048HH53 ,  3D048HH55 ,  3D048PP05

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