特許
J-GLOBAL ID:200903051211017782

撮像環境推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140201
公開番号(公開出願番号):特開平11-326541
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 前方道路の状況を撮影する撮像装置の撮像環境を推定し、自動運転システムに反映させる。【解決手段】 道路を撮像装置11で撮影し、その撮像画像から白線を白線検出部23によって検出し、さらに、検出した白線の各部位の撮像装置からの距離を距離演算部26によって演算し、また検出した白線の各部位のボケ度合いをボケ度合い算出部25によって求める。そして、ボケ度合い分布算出部27によって白線の各部位のボケ度合いの距離分布B(d)を算出し、ボケ度合い比分布算出部28によってこのボケ度合いの距離分布を基準視界状態におけるボケ度合いの距離分布C(d)と対照し、ボケ度合いの比の距離分布R(d)を求める。環境推定部29,210がこのボケ度合い比の距離分布に基づいて、例えばウィンドウガラスが汚れている、降雨状態である、霧が発生しているなどといった撮像環境を推定する。
請求項(抜粋):
車両に設置され、前方道路を撮影する撮像手段と、前記撮像手段の撮影した撮像画像から白線を検出する白線検出手段と、前記白線検出手段の検出した前記白線の各部位の、前記撮像手段からの距離を演算する距離演算手段と、前記白線検出手段の検出した前記白線のエッジの鮮明度合いに基づき、当該白線の各部位のボケ度合いを求めるボケ度合い算定手段と、前記ボケ度合い算定手段の求めた前記白線の各部位のボケ度合いの距離分布を、前記撮像手段からの距離に対応させて算出するボケ度合い分布演算手段と、前記ボケ度合い分布演算手段の求めた前記ボケ度合いの距離分布を、あらかじめ設定されている基準視界状態におけるボケ度合いの距離分布と対照し、ボケ度合いの比の距離分布を求めるボケ度合い比分布演算手段と、前記ボケ度合い比分布演算手段の求めた前記ボケ度合いの比の距離分布に基づいて撮像環境を推定する環境推定手段とを備えて成る撮像環境推定装置。
IPC (3件):
G01W 1/00 ,  G01N 21/17 ,  G01N 21/84
FI (3件):
G01W 1/00 Z ,  G01N 21/17 A ,  G01N 21/84 Z

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