特許
J-GLOBAL ID:200903051212784973

通信制御システムにおける自己アドレス自動設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113621
公開番号(公開出願番号):特開平5-316127
出願日: 1992年05月06日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 通信制御システムの設置工事の自己アドレスの設定を不要とし、かつ従局の故障等による障害からより早く復旧できるよう等メンテナンスの作業を迅速化できる自動アドレス設定方法を提供する。【構成】 各従局が主局に対して自己アドレス設定の要求をする。その際、複数の従局によりその要求が競合した場合、自己アドレス設定の要求を含む通信データを比較、判定することで、1つの従局を選出し、選ばれた従局に対して、主局が従局固有の自己アドレスを設定する。このように主局がその従局の自己アドレスを設定し、一括管理することで、従局に管理のしやすい任意の自己アドレスを設定できる。
請求項(抜粋):
1つの主局と複数の従局とが同一の伝送路を使用する通信制御システムにおいて、前記従局に固有の自己アドレスを設定する自己アドレス自動設定方法であって、前記従局において、前記従局に記憶されている仮自己アドレスを取り出し、取り出した前記仮アドレスを通信データに格納し、前記通信データを前記伝送路に送出する従局側送出ステップと、前記伝送路上の通信データを受信する従局側受信ステップと、前記従局側送出ステップにて送出した前記通信データに含まれる前記仮自己アドレスと、前記従局側受信ステップにて受信した前記通信データに含まれる仮自己アドレスと、を比較し、一致した場合は自従局が自動アドレス設定の対象となると判定し、主局が送出する自己アドレスを含む通信データを待つ状態に移行し、一致しない場合は任意のインターバルをおいて前記通信データを再送させる比較判定ステップと、前記主局において、前記従局側送出ステップにて送出した通信データを受信する主局側受信ステップと、前記主局側受信ステップにて受信した前記通信データに含まれる前記仮自己アドレスに対して固有のアドレスを設定する従局自己アドレス設定ステップと、前記従局自己アドレス設定ステップにて設定された前記固有のアドレスと、前記主局側受信ステップにて受信した前記通信データに含まれる前記仮自己アドレスと、を含む通信データを送信する主局側送出ステップと、前記従局において、前記主局側送出ステップにて送出した前記通信データを受信し、前記通信データに含まれる仮自己アドレスと、前記従局が記憶している仮自己アドレスと、を比較し、一致した場合に前記従局が受信した前記通信データに含まれる前記固有のアドレスを自己アドレスとして記憶する自己アドレス記憶ステップと、を有することを特徴とする自己アドレス自動設定方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-004047
  • 特開平4-123628
  • 特開昭61-147632

前のページに戻る