特許
J-GLOBAL ID:200903051215762369

サーボモータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117535
公開番号(公開出願番号):特開平7-303390
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 取り扱い易く、高精度で安価なサーボモータシステムを提供する。【構成】 モータユニット1内にデータメモリ6を組み込み、そのメモリ6に、サーボモータ3とモータセンサ5とのそれぞれ固有の誤差データ、および制御に必要な各種のモータパラメータを記憶させる。そしてその誤差データとモータパラメータとをサーボドライバ2により読み取って、センサ固有の検出誤差とモータ固有の発生トルクの脈動とを補正し、それらの補正結果およびモータパラメータに基づいてモータ3を駆動制御するように構成する。この構成によれば、モータ,センサ固有の誤差データを容易に管理して、個々のユニット1のモータ3を非常に高い精度で、適切に駆動制御し得る。しかもモータ3やセンサ5自体の精度、ユニット1の組立精度についても、駆動制御時に補正されるために、特に高い精度は必要ではなくなり、よってコストを大きく低下させることができる。
請求項(抜粋):
サーボモータと該サーボモータの角度,速度を検出するモータセンサとを一体化して成るモータユニットと、前記モータセンサからフィードバックされる検出信号に基づいて前記サーボモータを駆動制御するサーボドライバと、から構成されるサーボモータシステムにおいて、前記モータユニット内に、前記サーボモータ固有の発生トルクの脈動に関するトルク誤差データと、前記モータセンサ固有の検出誤差に関するセンサ誤差データと、前記サーボモータの制御に必要なモータパラメータと、を記憶した不揮発性のデータメモリが組み込まれるとともに、前記サーボドライバに、前記モータユニット内のデータメモリに記憶された各誤差データおよびモータパラメータを読み取るデータ読取手段と、該データ読取手段が読み取ったセンサ誤差データに基づいて前記モータセンサ固有の検出誤差を補正するセンサ誤差補正手段と、前記データ読取手段が読み取ったトルク誤差データおよび前記センサ誤差補正手段により補正されたモータセンサの検出信号に基づいて前記サーボモータ固有の発生トルクの脈動を補正するトルク誤差補正手段と、が組み込まれ、前記サーボドライバが、前記センサ誤差補正手段とトルク誤差補正手段との補正結果、および前記データ読取手段が読み取ったモータパラメータに基づいて前記サーボモータを駆動制御することを特徴とするサーボモータシステム。
IPC (2件):
H02P 6/10 ,  H02P 6/16
FI (2件):
H02P 6/02 321 G ,  H02P 6/02 321 N

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