特許
J-GLOBAL ID:200903051219634527

無線通信用ディジタル変復調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319939
公開番号(公開出願番号):特開平11-154929
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 干渉に強いM-ary変復調方式の特徴を保持しつつ、フェージングに対しても誤りの発生しにくい無線通信用ディジタル変復調方式を提供する。【解決手段】 送信情報を分割部5でLNビットずつにブロック化し、各ブロックをN個のLビット情報系列に分割し、各M-ary符号器1で各Lビット情報系列に対してM-aryの直交符号を発生し、ブロック当りN個の直交符号を多重化して各直交符号を時間軸上でN倍の長さに拡散し、該多重化信号で搬送波をディジタル変調して送信し、受信側では同期検波器3で受信信号を検波し、検波出力をN個の直交符号に分離し、各M-ary復号器4は各直交符号の相互相関を求め、最も相関の高い直交符号を判定して信号を復調し、該直交符号に対応したLビット情報系列を出力し、この出力される受信単位当りN個のLビット情報系列をLNビットの信号に復元する。
請求項(抜粋):
送信側と受信側の間で無線通信を行う場合の無線通信用ディジタル変復調方式であって、送信側は、送信情報を予めLNビット(L,Nは2以上の自然数)ずつのブロックとし、それぞれのブロックをN個のLビット情報系列に分割する分割手段と、Lビット情報系列をLビットの符号として見た場合に各符号に対して一意に定めたMビット長の直交符号を発生する符号化手段と、該符号化手段から出力されるブロック当りN個の直交符号を多重化する多重化手段と、この多重化された信号で搬送波をディジタル変調する変調手段とを有し、受信側は、送信側から受信した信号を検波する検波手段と、該検波手段からの検波出力を送信側での多重化に同期したNMビット時間長の受信単位とし、それぞれの受信単位をN個のMビット系列に分離する分離手段と、各Mビット系列に対して送信側で定めたすべての種類の直交符号との相互相関を求め、最も相関の高い直交符号を判定する相関検出手段と、該相関検出手段で判定された直交符号に対応したLビット情報系列を出力する復号手段と、該復号手段から出力される受信単位当りN個のLビット情報系列を送信側と逆の操作によりLNビットの信号に復元する合成手段とを有することを特徴とする無線通信用ディジタル変復調方式。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 27/00
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04L 27/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-242027
  • 特開平3-242027

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