特許
J-GLOBAL ID:200903051232586701

データ再生装置における識別用クロックの同期方法およびデータ再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213598
公開番号(公開出願番号):特開平9-063206
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】FIRフィルタのような遅延の大きい波形等化器を用いた場合においても、再生信号波形のデータ識別用クロック位相の初期引き込みを高速かつ正確に行うことができるデータ再生装置を提供する。【解決手段】FIRフィルタ13による波形等化後の再生信号からクロック位相誤差検出回路16により正規データ識別点と識別用クロックとの位相誤差を検出して得られた第1の位相誤差信号の高周波成分を高域遮断フィルタ18でカットした信号と、波形等化前の再生信号から位相誤差検出回路21により正規データ識別点と識別用クロックとの位相誤差を検出して得られた第2の位相誤差信号の低周波成分を低域遮断フィルタ22によりカットした信号とを加算器25で合成し、この合成信号をループフィルタ26を通してVCO29に制御信号として与えることにより識別用クロック位相の初期引き込み動作を行う。
請求項(抜粋):
記録媒体から得られる再生信号を波形等化した後、識別用クロックにより該再生信号のデータを識別して再生するデータ再生装置において該識別用クロックを正規データ識別点に位相同期させる方法であって、波形等化後の再生信号から正規データ識別点と前記識別用クロックとの位相誤差を検出して生成された第1の位相誤差信号のDC成分を含む低周波成分の信号と、波形等化前の再生信号から正規データ識別点と前記識別用クロックとの位相誤差を検出して生成された第2の位相誤差信号から低周波成分を遮断した信号を併用して前記識別用クロックを正規データ識別点に位相同期させる制御を行うことを特徴とするデータ識別装置における識別用クロックの同期方法。

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