特許

J-GLOBAL ID：200903051234454616

過酸化水素水の精製方法

発明者： 志賀 周二郎 ,  澤栗 安美 ,  椛沢 公二 ,  桃林 達也
出願人/特許権者： 住友化学工業株式会社
代理人 (1件)： 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-331065
公開番号（公開出願番号）：特開平5-017105
出願日： 1991年12月16日
公開日（公表日）： 1993年01月26日
要約：

【要約】【構成】pHが1.5 〜5.0 、過酸化水素濃度が10〜60wt% であり、微量のアニオン性不純物を含有する原料過酸化水素を、重炭酸塩型または炭酸塩型アニオン交換樹脂を用い、かつ水中の酸解離指数pKa が5以下の酸またはその塩を、0.1〜5ミリ等量/l-過酸化水素水で連続的にまたは半連続的に添加しつつアニオン性不純物を除去することを特徴とする過酸化水素水の精製方法。【効果】過酸化水素水中に含有されるアニオン性不純物の除去に際して、アニオン中の強酸根の除去率を低下させずに重炭酸塩型または炭酸塩型アニオン交換樹脂による過酸化水素の分解を抑制し、安全かつ安価に高純度過酸化水素水を製造することができる。

請求項（抜粋）：

pHが1.5〜5.0、過酸化水素濃度が10〜60wt%であり、アニオン性不純物を含有する過酸化水素水を、重炭酸塩型または炭酸塩型アニオン交換樹脂を用い、かつ水中の酸解離指数pKa が5以下の酸またはその塩を0.1〜5ミリ等量/l-過酸化水素水で、連続的にまたは半連続的に添加しつつアニオン性不純物を除去することを特徴とする過酸化水素水の精製方法。

IPC (2件)：

C01B 15/013 ,  B01J 41/04