特許

J-GLOBAL ID：200903051238310520

オレフィン重合用触媒

発明者： 石垣 聡 ,  日隈 新次 ,  稲沢 伸太郎 ,  二木 一三
出願人/特許権者： 日本ポリオレフィン株式会社
代理人 (1件)： 大家 邦久 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-108660
公開番号（公開出願番号）：特開平10-298223
出願日： 1997年04月25日
公開日（公表日）： 1998年11月10日
要約：

【要約】【目的】 ファウリングを伴うことなく粒子状のオレフィン重合体を与えるオレフィン重合用触媒の提供。【構成】 [M(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d]-・[D]+ (1)で表わされるイオン性化合物と微粒子担体とを接触させて得られるオレフィン重合用助触媒成分(A)、メタロセン化合物(B)および有機アルミニウム化合物(C)からなり、成分(B)中の遷移金属原子に対する成分(A)中のMの原子比が2.5未満であるオレフィン重合用触媒。

請求項（抜粋）：

一般式(1)【化1】 [M(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d]-・[D]+ (1)(式中、Mはホウ素またはアルミニウムであり、R1、R2およびR3は、互いに同一でも異なってもよく、炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子であり、R4は炭素数1〜20のヘテロ原子を含んでいてもよい炭化水素基であり、Lはシリル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基またはアミノ基であり、a〜cは0または1〜3の整数、dは1〜4の整数で、かつa+b+c+d=4であり、Dは1価のカチオンである。)で示されるイオン性化合物(a-1)と微粒子担体(a-2)を接触させて得られるオレフィン重合用助触媒成分(A)、メタロセン化合物(B)および有機アルミニウム化合物(C)からなり、成分(B)中の遷移金属原子に対する成分(A)中のMの原子比が2.5未満であることを特徴とするオレフィン重合用触媒。

IPC (2件)：

C08F 4/653 ,  C08F 10/00

FI (2件)：

C08F 4/653 ,  C08F 10/00