特許
J-GLOBAL ID:200903051238462982

鋳造用金型におけるガスベント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-305398
公開番号(公開出願番号):特開平11-138249
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 金型の合わせ面に塵等が挟まった場合でも、ベントパイプの先端を中子の表面に確実に密着させる。【解決手段】 ガスベント装置41は、可動型14に固定したガイドパイプ42と、このガイドパイプ42の内部に摺動自在に嵌合して重力で下方に付勢されたベントパイプ43とを備える。可動型14を型締めしたとき、ベントパイプ43の下端はキャビティ171 に臨む中子19の表面に密着し、その密着状態を保ちながらガイドパイプ42に対して相対的に上方に摺動する。従って、型締め時に固定型と可動型14との間に塵等が挟まっても、ベントパイプ43の下端を確実に中子19の表面に密着させ、その下端開口にキャビティ171 内の溶湯が流入するのを防止することができる。これにより、溶湯の熱で中子19からガスが発生しても、そのガスを確実にベントパイプ43に導いて巣孔の発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
内部に中子(19)をセットした金型(D)のキャビティ(17)に溶湯を注入して鋳造を行う鋳造用金型において、一端がキャビティ(17)内に連通して他端が金型(D)の外部に連通するように該金型(D)に固定されたガイドパイプ(42)と、このガイドパイプ(42)の内部に摺動自在に嵌合して一端が前記キャビティ(17)に臨む中子(19)の表面に当接する方向に付勢されたベントパイプ(43)と、を備えたことを特徴とする鋳造用金型におけるガスベント装置。
IPC (4件):
B22D 18/04 ,  B22C 9/00 ,  B22C 9/22 ,  B22D 17/22
FI (5件):
B22D 18/04 R ,  B22C 9/00 F ,  B22C 9/22 A ,  B22D 17/22 G ,  B22D 17/22 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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