特許
J-GLOBAL ID:200903051238707543

OFDM復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364950
公開番号(公開出願番号):特開2005-130271
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】 周波数誤差とフェージングとが同時に発生する場合でも歪補正の精度を高めることができるOFDM復調装置を提供する。【解決手段】 A/D変換器8の出力側には歪推定回路10を接続し、歪推定回路10のAFC11を用いて周波数誤差を推定し、伝播路推定部13を用いて伝播路の伝達関数を推定する。そして、周波数誤差はAFC11に接続された可変周波数発振器12とIQ信号検波器7を用いて補正し、フェージング等による振幅、位相の歪は伝播路推定部13に接続された等化器14を用いて補正する。また、歪推定回路10には、周波数誤差と伝達関数を記憶可能なEEPROM15を接続する。これにより、固定的な歪を予めEEPROM15に記憶することができるから、固定的な歪を除いた残余の歪を補正すればよく、歪の量を減少させて、歪補正の精度を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
OFDM信号のパケット中の各シンボル期間毎にフーリエ変換処理を行うフーリエ変換処理部と、OFDM信号のパケット毎にOFDM信号の周波数誤差を推定する周波数誤差推定部と、該周波数誤差推定部による周波数誤差の推定値を用いて前記フーリエ変換処理部の前段でOFDM信号の周波数誤差を補正する周波数誤差補正部と、OFDM信号のパケット毎に伝播路を推定する伝播路推定部と、該伝播路推定部による伝播路の推定値を用いて前記フーリエ変換処理部から出力された周波数領域の信号に対して等化処理を行う等化器とからなるOFDM復調装置において、 前記周波数誤差推定部による推定値と伝播路推定部による推定値とを任意の時点で記憶できる記憶手段を備え、前記周波数誤差推定部は該記憶手段に記憶された周波数誤差の記憶値を基準としてOFDM信号の周波数誤差を推定し、前記伝播路推定部は前記記憶手段に記憶された伝播路の記憶値を基準としてOFDM信号の伝播路を推定する構成としたことを特徴とするOFDM復調装置。
IPC (1件):
H04J11/00
FI (1件):
H04J11/00 Z
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD31
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • OFDM信号伝送システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-034525   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (3件)

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