特許

J-GLOBAL ID：200903051241340111

共重合体ラテックスおよびこれを含有してなる塗被紙用 組成物

発明者： 高野 弘二 ,  桑村 五郎 ,  山本 和男 ,  中根 賢一
出願人/特許権者： 三井東圧化学株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-164367
公開番号（公開出願番号）：特開平10-007843
出願日： 1996年06月25日
公開日（公表日）： 1998年01月13日
要約：

【要約】【解決手段】 脂肪族共役ジエン系単量体、エチレン系不飽和酸単量体およびその他共重合可能な単量体を乳化重合して得られる、特定範囲の粒子径と粒子径分布および特定範囲の電荷密度を有する共重合体ラテックスおよびこれを含有してなる塗被紙用組成物。【効果】 本発明の共重合体ラテックスは、それ自体が低減された粘度と優れた安定性を有するとともに、該共重合体ラテックスを含有して成る塗被紙用組成物にも優れた安定性と流動性を付与する、高速塗工適性に有利な塗被紙用組成物が得られる。

請求項（抜粋）：

(a)脂肪族共役ジエン系単量体 5 -55 重量部(b)エチレン系不飽和酸単量体 0.5-10 重量部(c)その他共重合可能な単量体 35 -94.5重量部からなる単量体混合物100重量部を乳化共重合して得られる共重合体ラテックスであって、該ラテックス粒子が数基準の粒子径分布において最も小さな粒子径成分のピークトップに対応する粒子径(DPn)が100nm以下および重量基準の粒子径分布において最も大きな粒子径成分のピークトップに対応する粒子径(DPw)が60nm以上であり、DPn+15<DPwとなるような粒子径分布を有し、該粒子表面に存在するカルボキシル基の密度が1.0-2.5ケ/平方ナノメートルであることを特徴とする共重合体ラテックス。

IPC (3件)：

C08L 9/00 LAZ ,  C09D109/04 PGQ ,  D21H 19/56

FI (3件)：

C08L 9/00 LAZ ,  C09D109/04 PGQ ,  D21H 1/28 A

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 紙塗被用組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-078840   出願人：日本ゼオン株式会社