特許
J-GLOBAL ID:200903051242863576

二相ブラシレスDCモータの駆動方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285052
公開番号(公開出願番号):特開平7-143790
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】位置検出器を用いずに二相ブラシレスDCモータを駆動する。【構成】起動制御信号発生手段2を用いて、まず第1の相の励磁巻線W1を励磁して磁石回転子を電気機械的安定点に移動させる。次に励磁巻線W1 の励磁を停止して磁石回転子をレラクタンス・トルクによる安定点に移動させる。その後に磁石回転子の過渡応答行き過ぎ時間を越えない時間だけ第2の相の励磁巻線W2を励磁してモータを起動する。起動後は、逆起電力検出回路1により励磁巻線W1及びW2に発生する逆起電力を検出し、この逆起電力に基づいて第1及び第2の転流回路32及び34がそれぞれ相切換えタイミング信号を作り、このタイミング信号を用いて励磁巻線への通電制御を行う。速度を可変にする場合には、オンデューティ可変回路35を用いる。
請求項(抜粋):
レラクタンス・トルクによる安定点が励磁巻線に励磁電流を流して得られる電気機械的安定点と一致しないように磁石回転子の磁極面と固定子磁極の磁極面との間のギャップが不均一に形成され、しかも前記磁石回転子の磁極位置を検出する位置検出器を有しない二相ブラシレスDCモータの駆動方法であって、第1の相の励磁巻線を励磁して前記磁石回転子を電気機械的安定点に移動させる第1のステップと、前記第1の相の励磁巻線の励磁を停止して前記磁石回転子をレラクタンス・トルクによる安定点に移動させる第2のステップと、前記磁石回転子の過渡応答行き過ぎ時間を越えない時間だけ第2の相の励磁巻線を励磁する第3のステップとを順次実行してモータを起動する起動ステップと、前記起動ステップ終了後、前記第1及び第2の相の励磁巻線に発生する逆起電力に基づいて決定した相切換えタイミングに応じて前記第1及び第2の相の励磁巻線への通電制御を行ってモータの回転を制御する回転制御ステップとからなる二相ブラシレスDCモータの駆動方法。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  F04D 27/00

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