特許
J-GLOBAL ID:200903051244658791
仮想計算機間の周辺装置共用方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059608
公開番号(公開出願番号):特開平5-225109
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 仮想計算機モニタの介在無しに直接実行されている入出力要求の処理中に、リリース要求に応じて仮想計算機モニタが誤って周辺装置のリリースを行い、その結果、入出力処理中の周辺装置が別の仮想計算機にアサインされて、仮想計算機間の周辺装置の排他的な共用ができなくなるのを防止する。【構成】 チャネル5-1 を仮想計算機2-1 が占有する旨チャネル管理テーブル3で管理されている場合、仮想計算機2-1 からのチャネル5-1 配下の周辺装置6-11,6-12 に対する入出力要求は仮想計算機モニタ1の介在無しに直接に入出力処理プロセッサ4で実行される。周辺装置6-11,6-12 のリリース要求が出されると、仮想計算機モニタ1自身ではチャネル5-1 が処理中か否か判らないので、アサイン・リリース処理手段1はそのことを入出力処理プロセッサ4のチャネル処理中判断手段42で調べ、処理中であればリリース失敗としてリリース要求を拒否する。
請求項(抜粋):
仮想計算機モニタの制御の下で動作する複数の仮想計算機からの入出力要求発行時、入出力処理プロセッサ上の直接実行判断手段が、チャネルがどの仮想計算機に占有されているかを示す情報を保持するチャネル管理テーブルを参照し、発行元の仮想計算機で占有中のチャネル配下の周辺装置に対する入出力要求は仮想計算機モニタの介在無しに入出力処理プロセッサ上で直接実行し、それ以外の周辺装置に対する入出力要求は仮想計算機モニタの介在の下に間接的に実行する仮想計算機システムにおいて、入出力処理プロセッサ上に、チェック要求の出されたチャネルが入出力処理中か否かを要求元に通知するチャネル処理中判断手段を備え、仮想計算機モニタ上のアサイン・リリース処理手段は、リリース要求された周辺装置の接続されたチャネルが仮想計算機で占有中であることを前記チャネル管理テーブルを参照して認識した場合は、前記チャネル処理中判断手段にチェック要求を出してそのチャネルが入出力処理中か否かを調べ、入出力処理中のときは前記リリース要求を拒否し、仮想計算機で非占有中であることを前記チャネル管理テーブルを参照して認識した場合は、仮想計算機モニタ内部のテーブルを参照してその周辺装置に対する入出力処理中の要求があるか否かを調べ、あれば前記リリース要求を拒否することを特徴とする仮想計算機間の周辺装置共用方式。
IPC (2件):
G06F 13/10 330
, G06F 9/46 350
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