特許
J-GLOBAL ID:200903051247222307

作業機械におけるパワーユニットの出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-001154
公開番号(公開出願番号):特開平6-200878
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 油圧ポンプの吐出圧変動が抑制され、ハンチングの恐れがない、パワーユニットの制御装置を提供する。【構成】 油圧ポンプの吐出圧信号とエンジン回転数信号と操作信号とを入力し制御信号を発生する。さらに、エンジンの実負荷が目標負荷17より大きいときに差信号を発生する補償器19と、操作部材の操作位置を表す信号と該差信号とを加算して補償済信号を発生する加算手段と、操作部材の操作位置を表す信号と補償済信号とを比較して出力する最小値選択器21とを有する。また、制御手段に、パワーユニットの固有振動数近傍の領域で大きいゲインを有し他の領域で小さいゲインを有するフィルタ22と該フィルタの出力を操作信号から差し引く加算器23とを設ける。【効果】 作業機が急激に作動させられたときにも、ポンプ吐出流量や吐出圧の急激な変動と、作業機のハンチング等を防止でき、パワーユニットの全体としての振動特性を改善することができる。
請求項(抜粋):
エンジンと前記エンジンにより駆動される可変吐出量のポンプとからなるパワーユニットを備え、前記ポンプからの加圧流体により作動する作業機への加圧流体の供給を制御する操作部材と、前記エンジンの運転状態に応じて前記ポンプの吐出量制御手段を制御する制御信号を発生するための制御手段とを備えた作業機械におけるパワーユニットの出力制御装置において、前記制御手段は前記ポンプの吐出圧信号と前記エンジンの回転数を表すエンジン回転数信号と操作信号とが入力されて、これら信号に基づいて前記制御信号を発生するようになっており、前記操作信号としてポンプ負荷が低い状態では前記操作部材の操作位置を表す信号が入力され、ポンプ負荷が高い状態では前記操作部材の操作位置を表す信号を低い値に補正した補正操作信号が入力されるようになったことを特徴とする、作業機械におけるパワーユニットの出力制御装置。
IPC (4件):
F04B 49/08 311 ,  E02F 9/22 ,  F04B 49/00 ,  F15B 11/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-037188
  • 特開昭62-049017
  • 特開昭58-072204
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